若者はセックスに無関心
「日本の若者男性はセックスに無関心か拒否感さえ抱いており、既婚カップルもセックスをさらに減らしている」と『ジャパン・タイムズ』が報じている。これは2010年の驚くべきトレンドを報じた世論調査の結果に基づくものだ。16〜19歳男性の36%はセックスに興味がなく、これは2008年の17.5%から倍以上だ。20〜24歳男性も似たような傾向を見せ、11.8%から21.5%に上昇している。45〜49歳男性だと、それが8.7%から22.1%へと激増している。日本だけではない。フランスの2008年調査では、18〜24歳のフランス人男性20%はセックスに興味がないという結果が出た。今日のポルノも要因だろうか? 2015年のイタリアでの調査は、週に一回以上ポルノを利用する男子高校生の16%が以上に低い性欲を報告しており、ポルノを利用しない高校生で低性欲を報告したのは0%だったという。何か異様なことが起きており、これがアメリカも侵略している。性的に活発であるアメリカ高校生の比率は、1991年には38%だったのが、2015年には30%に下がった。研究者たちは、「ポルノへの容易なアクセスと、コンピュータ画面とのやりとりで費やす時間の増加」が原因として考えられると示唆した。2016年の調査では、ポルノをたくさん見る男性は興奮してそれを維持するのにポルノに頼る傾向が高く、パートナーのいる性的活動の途中でもそれを使う傾向が高い。さらに、ポルノ利用の少ない男性よりもセックスを楽しんでいない。2017年に、研究者は高水準のポルノ利用は、性的興奮で人間よりポルノを好む嗜好と相関していると報告している。
インターネットポルノ中毒p.73
草食男子
ED