手帳
PCやスマートフォン、タブレット型端末などデジタルデバイスが飛躍的に機能を進化させている今なお、「手帳をデジタルに置き換えてはいけない」 と強く思っています。 なぜなら、自分の夢に関わる強い思考や行動は、手書きの文字で書いてこそ頭に強烈にインプットされるし、 その文字を暇さえあれば何度も何度も読み返してこそ記憶に定着するものだからです。 デジタルだと記述したことがブラックホールに吸い込まれていき、 どうしても、読み返す頻度が減ります。 夢がどこかに消えてしまうことになりかねないのです。一冊の手帳で夢は必ずかなう 熊谷正寿・3ページ 夢をかなえる方法の一つ、 それは、手帳に書くことです。手帳に、 自分の夢を書き込むのです。 将来の目標、やりたいこと、 人生の計画、すべて手帳に書き込むのです。 そして、その手帳を常に持ち歩くのです。 この「常に持ち歩く」 という点が、 本当に重要です。一冊の手帳で夢は必ずかなう 熊谷正寿 16ページ 一方、「手帳」といって思い浮かぶのは、 どんなものでしょうか。 カレンダーとノートが1冊に綴じられたノートタイプのものや、 バインダータイプのシステム手帳などでしょうか。 私も、カレンダーとノートが1冊にまとまっている手帳を使っています。 しかし、何より重要なのは、やはり「役割分担を変えること」です。 私は手帳の 「カレンダー欄」 を、スケジュール管理には使っていません。 また手帳の「ノート欄」も、打ち合わせではほとんど使いません。 手帳には、 自分自身の将来をよりよくするために実行したこと、吸収したいことだけを書きます。 手帳は、いわば自分の 「バイブル(聖書)」。より豊かな未来をつくるサポーターとして機能することが、 手帳の役割と考えています。 私がこれまで出会ってきた大富豪は、不思議なことに、 「今」 を管理するためというよりは、 例外なく 「未来」 をよりよいものにするために手帳を使っていらっしゃいました。世界のVIPが指名する 執事の手帳・ノート術 新井直之 15ページ みなさんは、 手帳にふだん、 何を書き込んでいらっしゃいますか。 多くの人は「予定を書き込んでいます」とお答えになると思います。 ところがVIPになればなるほど、 手帳に予定を書きません。 そういう人にとって手帳は、目標を書くためのツールなのです。世界のVIPが指名する 執事の手帳・ノート術 新井直之 92ページ さて、このように折に触れて開く手帳は、当然、重く、分厚いものでは、使い勝手がよくありません。「より豊かな未来」をつくっていくための手帳は、 「薄い、小さい、 軽い」 が一番。 そう覚えておけば、間違いないでしょう。 お金をかける必要もありません。 実際、私が愛用しているのは、 100円ショップの手帳です。世界のVIPが指名する 執事の手帳・ノート術 新井直之 114ページ 手帳は高校生のころから使っていて、当時は予定と日記を書いていました。 今は、予定を確認するたびに手帳を開くのが面倒なので、予定はすべてGoogleカレンダーで管理して、 紙の手帳には「やりたいことリスト」や「一言日記」 などを書いています。 手帳を仕事のツールとして使うのではなく、自分の人生をより充実させるためのツールとして使っています。書く習慣 自分と人生が変わるいちばん大切な文章力 いしかわゆき 49ページ