対話
裏返して言えば「対話というのは続いてさえいればなんとかなるものだ」しこれがオープンダイアローグの肝だと私は思っています。これはこの言葉どおり捉えていただいてかまいません。対話を続けてさえいればなんとかなる。続かなくなったらヤバいかも、ということです。 やってみたくなるオープンダイアローグ 斎藤環 水谷緑p.66
繰り返しますが、対話の目的は対話の継続です。ゴールとみなされやすい「治癒」とか「改善」などは、いずれもオマケ、副産物、スピンオフです。目指してないけれども、達成できればそれは結構なことだよね、みたいなものです。ひたすら改善を目指してショートカットして行こう、などという下心があると、対話が続かなくなりますので注意しましょう。やってみたくなるオープンダイアローグ 斎藤環 水谷緑p.91