富豪的リーディング
倉下忠憲.icon よく「長く集中するのが難しく、なかなか本が読めない」という困り事を聞きます。私にも似た傾向があります。
そこでまるっと視点を逆にしてみました。集中力を高めるトレーニングをするのではなく、むしろ短期的な集中に合わせて本を読んでいく、というスタイルです。
具体的には5冊くらい本を置いておき、ある程度読んだら次の本に移るというスタイルです。たとえば、私は今以下の本をコタツの近くに置いています。
・『数学ガール 乱択アルゴリズム』
・『自炊者になるための26週』
・『転生したらスライムだった件』
・『涼宮ハルヒの劇場』
・『まるで渡り鳥のように』
・『リチャード・ローティ=ポストモダンの魔術師』(これはKindle)
適当にどれか一冊を手に取り、読み進めていって集中力が切れてもう読めないなという感じがしたら、別の本に移動する。
はたしてこの読み方が適切なのかはわかりませんが(ぜんぜんわかりません)、現代的な本の読み方とは言えるかもしれません。
もちろん、このやり方をするには未読の本のストックが一定数必要です。一冊の本が高価な時代では絶対にできない方法なので、「富豪的リーディング」とも言えるでしょう。https://note.com/rashita/n/n58abffa1df0e?sub_rt=share_sb