変えようとするほど変わらない
あなたのゴールが会話のパートナーの考えを変えるきっかけになることだとしよう。 それを達成するために、「ディベート・モード」に入り、事実や証拠、そして慎重な議論を突き付けるつもりもきっとあるだろう。だが、会話のパートナーが抱いている考えをやめさせようとして説得してしまうと、 相手はかえってその考えにますます執着することになる可能性が高い。 事実を突き付けてしまうと、それに抗って自分の意見に固執するための理由を与えてしまうことになる。そうなれば、 あなたが持ち出した事実を無視し、 自分の立場を強めてくれるような事実を都合よく選んで議論するようになってしまうだろう。話が通じない相手と話をする方法 ピーター・ボゴシアン ジェームズ・リンゼイ ・ 位置2701