執筆
「作物」とは、これらいくつかの断片を関連付け、まとめ上げて作った1つの論考です。「たね」から「作物」を作るのが、「アイディア農場プロジェクト」で行おうとすることです。なお、このようにまとまった「作物」のことを、第5章では「基本ブロック」と呼んでいます。これは、論述を公表する場合の最小単位です。基本ブロックはどの程度の分量でしょうか?この大きさがどの程度のものかは、第5章で改めて考えますが、独立した主張や指摘になるためには、140字では少なすぎます。最小限500字程度が必要です。書くことについて 野口悠紀雄p.98 「たね」=「考えの断片」とは、短ければ150字程度のものです。「作物」=「基本ブロック」とは、まとまった論考です。最低500字程度。普通は、1500字程度です。いくつもの「たね」を関連付けて「作物」を作るのが、「アイディア農場」の目的です。書くことについて 野口悠紀雄p.105 以上のことから、1冊の本は、およそ100個程度のブロックを組み上げることによって構成されることになります。 仮に1日1つの基本ブロックを作るとすれば、3ヶ月少々で1冊の書籍ができることになります。書くことについて 野口悠紀雄p.111