共感
ただし、他者の共感的な心を読むことについては、心がつながるという暖かく美しい側面のみに着目するのではなく、その役割を注意深く見ていく必要がある。共感は相手を選ぶ。また、共感しあう人とそうでない人を分けてしまう。互いに好意を抱く親しい関係や身内、自分と同じ集団に属する人などに対しては、その心を感じ取りやすいけれども、異質な、または遠い存在として認識する他者には、共感を抱きにくい。他者の不幸や苦痛に対して、同情的な共感を持たないばかりか、その不幸を喜ぶような「いい気味」といった感覚を向けることもあるだろう。(このような感情は、シャーデンフロイデ (Schadenfreude)と呼ばれる)。また、共感は仲間内の結束を強くするかもしれないが、その分、外に対しては排他的になる可能性を生む。親しい人や内集団に対する共感ゆえに、対立する立場にある第三者や、外集団に対する怒りや敵意が増幅することもあるだろう。なぜ心を読みすぎるのか 唐沢かおりp.278 カンミ.icon 未だにピクミンやってるのだけれど、ピクミンブルームでは1日のおわりに「今日はどんな日でしたか?」と聞いてくれて、「いい」「ふつう」「よくない」が選べて、選んだものによってピクミンたちが一緒に喜んだり憂いだりしてくれるんですよね。おじもそのくらいやってほしいです。カンミ