レコードで音楽聴くのがいい理由
自分はレコードで音楽を聴くのが好きなのだが、音質が理由ではない。別に大抵のレコードはサブスクと比べて音が格段にいいわけじゃないし普段そんなの気にならない。ただ、レコードなら「聴き終える」ことができるからホッとする。それがレコードで聴く理由。 サブスクは確かに美味しいが「食べ放題」のお店。
寿司も焼肉もバーベキューも中華もパスタも何でもあり。でも、後ろに無限のご馳走が並んでいると、そのことがわかるだけで「胃もたれ」するし、食べ物が美味しく感じなくなる。
レコードは「小さく握ったおむすび」。片面たったの20分なので、まだ少し聞き足りない。見た目が小さいから「もう一ついけるかな」で気づくと何個も美味しく腹におさまる。 歳取るとそんなにドーパミンも出ないし、出すと疲れちゃう。
「食べ切れる」「読み切れる」「聴き終わる」「書き終わる」「遊び切れる」。今後はそんな終わりのあるアクティビティを大切にしていきたい。