ソードの9
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マイナーアルカナ
パラノイア 絶望 望みがない 「心配ごとにがんじがらめにされて、未来に対してひどく不安になっているんじゃない? でもソードの9はこう教えてくれる。私たちの恐れがどんなに大きく見えても、今はもうサイクルの終わりが近いから、ちゃんと前に進めるんだよ。焦らずゆっくりやりなよ。実際の状況は想像しているほど最悪ではないし、この試練を乗り越えた時には、前よりも強くなっているはずだから。ゾンビタロット
カードの暗示としては絶望や望みがない(hopelessness)などとあるのだが、他方でその絶望も「終わりが近い」というのがこのカードのおもしろいところ。確かに治療を受けている患者の症状はひどそうだけど、他方でシゴデキなナースもしっかりとついている。状況は最悪かもしれないが快方に向かっているのだ。
カードの9にも意味がある。1から10で1サイクル。だから9はその「サイクルの終了が近い」と読む。ソードは理屈や理性、思考の動きを表しているから「考えすぎて悩みから抜けられてない」といった意味になる。
赤と白のストライプパジャマに赤い拘束具の患者に対し、ナースは真っ白。色のコントラストも気になる。また、そうしたナースから患者は目を背けている。状況が正確に見えていない。見ないで自分の内面、不安や恐れだけで「もうダメだ」「これ以上なく辛い」と決めつけている。一方で自分の顔にまかれている赤い拘束具については患者にはまったく見えておらず、これを見ているのは真っ白なナースだということがわかる。
まずはゆっくり休んで。その上で問題の原因・所在を客観的に認識するようにして。