クィア
しかし、 性と身体の政治を明確にマイノリティ権利保障の問題として位置付ける 〈
LGBT
> 運動に対し、
クィア・ポリティクス
は、一方で権利保障要請の側面をもちつつも、 他方でマイノリティのアイデンティティ政治に批判的な側面をもっていたことでも知られる。 クィア・ポリティクスに内包されるこの二面性を、 E・
セジウィック
を参照して 「マイノリティ化」 傾向と 「普遍化」のそれとの矛盾を孕む共存と呼ぶことも可能だろう(1).
清水晶子
,
ハン・トンヒョン
,
飯野由里子
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ポリティカル・コレクトネスからどこへ
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ゲイ・ライツ・ムーヴメント
]が、いわば、 自らが権利付与に値する正しい市民であることを主張するものだったとすれば、
クィア・アクティヴィズム
は、「権利を剥奪されても仕方のない正しくない存在」、ひいては「承認されるべき正しい生/性」 を想定する制度の不正義を批判するものだった、 といえるだろう。
清水晶子
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ハン・トンヒョン
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飯野由里子
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