オキシトシン
脳の視床下部内で合成され、下垂体後葉と呼ばれる部分から分泌されるホルモン。副交感神経の働きを活発にすることで人間をリラックス状態に導く。他者の肌と触れ合ったりペットを撫でたりといった行為でも分泌されることから「愛情ホルモン」とも呼ばれ、「幸福感を高める」「睡眠の質を上げる」「社交性を高める」「免疫力を上げる」「不安や恐怖を軽減する」「ストレスを緩和する」等、数えきれない効果があるが、ここでは「ストレスの緩和」に焦点を当てる。オキシトシンに関する有名な研究に「人と30秒抱き合うだけでストレスが三分の一軽減された」というものがあるが、パートナーの有無に関わらずオキシトシンの分泌法を学べばストレス軽減に向けた道筋がはっきりと見えてくる。 セロトニン復活ストレス解消法p.34