エレベーターは閉ボタンを押してから階数ボタンを押す
とても小さなことなのですが、 こうした小さな積み重ねが、 時間を生み出す、 無駄を排除してくれる、と取材で語っていた成功者は少なくありませんでした。 例えば、 エレベーターに乗ったとき、 もっとも早くエレベーターをスタートさせる方法は何か。 普通は、行き先の階数ボタンを押して、 それから閉ボタンを押します。 しかし、閉ボタンを押したあとに、 階数ボタンを押すのです。 そうすると、 ドアが閉まっている間に階数ボタンを押すことになる。 わずかに早いのです。 一事が万事で、時間をうまく使っている人というのは、ちょっとした時間の使い方ひとつでも、何か工夫できないか、と考えているのです。 それが、クセになっているのだと思います。 だから、 人よりも多くの時間を生み出すことができ、 優れた成果に結びつけることができるのです。メモ活 / 上阪徹 46ページ