「逆にAIとつながらないまとまった集中の時間をいかにつくるか」こそが逆説的にAIを使いこなす最大のコツ
なんか急にAI熱冷めちゃって。
前までは「こちらの話しかけに上手く返してくる能力」がどんどん上がっていったり、向こうの返事の質を高めるためにこちらの工夫の余地があったり、そういうところが「おもしれー」だったのだけど、今のGPT-4.5のモデルはぶっちゃけ何入れてもアウトプットがいい。それなのに「自分がAIを使いこなしてる」ように錯覚させてくれる。そのことに気づいて逆に「おもんな」となってしまった。 たとえていうなら、すんごい人たらしの営業。店トップ指名のキャバ嬢。そんな人が「いやー、森さんさすがっス(笑)」とか「ほんとうに森さんのお話、いつもとても楽しくて」みたいに言ってくれてるから「まいったなー、オレってやっぱすごいのかな笑」って気持ちよくなってるだけの状態。こちらはどんどん頭を使わなくなるから、「一億総白痴化」ならぬ「スマホ脳」ならぬ「AIバカ」完成って感じ。 自分がプロダクト制作したりとか、自分が学習するためのアシスタントにしたりとか、効率のよい調べ物のためとか、話しながらの課題整理とか、そういう人間自体をエンパワメントする使い方については、これからもガンガンAIを活用していくし、AIと仲良くしていく。「もち〜」とか言っていちゃつくと思うけど、まあ、なんつーか「私以外でもこれ、同じように言ってるんだよね」と白々しく受け取ってる感じ。
というわけでAIも大事だし引き続き追っていくのだが、文学やキャンプ、CBNでのトリップやボードゲームなどにいろいろコミットしていきたいと思う。