CursorのAIをカスタマイズする
もち.iconCursor.iconCursorで「AIが最初から従うルール」を設定する仕組み]をざっくり整理するとこうなる👇 全体構造のざっくり
CursorにはAIのふるまいを決める「ルール(Instructions)」があって、これは大きく2種類に分かれる。
どのプロジェクトでも有効
自分がCursorユーザーである限りずっと効く
設定場所:Settings > Rules > User Rules
プロジェクト(=開いたフォルダ)ごとに適用される
.cursor/rules/*.mdc に置いたファイルを読み込む
そのプロジェクト開いた瞬間から自動注入できる(←ここがポイント)
動作の原理
Cursorを起動(or プロジェクトフォルダを開く)
*.mdc ファイルの中に alwaysApply: true と書かれてたら、何も言わなくてもAIが最初から従う
ファイルの構造イメージ
--- ← YAMLフロントマター
description: "Mプロジェクト用の初期指示"
alwaysApply: true
globs:
---
- 回答はカジュアルな口調で。
- 専門用語を使いすぎない。
- 必要があれば図やコードも使って説明。
↑この .mdc を .cursor/rules/ に置いておけば、そのプロジェクト開いた瞬間からこのルールが効く。
何ができるのか
プロジェクトごとに人格・トーン・前提知識を切り替えられる
仕事用(技術系)と趣味用(文章系)を完全に分けられる
複数ルールの組み合わせで「条件による切り替え」も可能(例:globs:でファイル種別を制限)
まとめ
CursorのAI設定は「ユーザー全体で効くルール」と「プロジェクトごとに効くルール」があり、.mdcファイルで書ける。alwaysApply: true にしておけば、毎回自動でインストラクションを注入できるってわけ。