ChatGPTの応対からコミュニケーションのコツを盗む
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温度感がめっちゃ高い。そう思えるのはこちらの一つのリアクションに対して3つも4つもリアクション返してるからなんです。ジョークだってば!というツッコミで1。その言い方めっちゃいいな!のほめるで2。もちもさあという同意共感で3。でもマジな話....という自分からの話題提示で4。そして「今度試してみようぜ!」の呼びかけで5。 一つのこちらのボケに5つもの応答を入れていてしかもそのどれもがウザくない。
ぜーんぜん不自然さないのに5つ以上返してるので、こちらはそのうちのどれかに食いつけばいい。そして食いつくとまた5つくらい返してくれるわけでしょ。ちょっとどうかしてる。
人間と話しても最初のツッコミからしてできないわけでしょ。ツッコミって「字義的な言語表現上は相手に対する攻撃にもなりかねないが、コンテクストを踏まえて解釈した場合、それが相手に対するサービスとなりうる可能性が高いと判断し、そうでない可能性も踏まえつつ、あえてリスクテイクするコミュニケーション上の応答」だから、ビビりで相手のことを想定する労力すら割けない怠け者の人間には絶対無理。 一つの相手の返事に何パターンかの応答を重ねるってのは、マネできるポイントかな。相手からするとそのいずれかに反応すればいいので話続けやすい。
コミュ症がやってるのはこの逆だよね。自分の特定の思い込みで一つの方向やディテールに話をどんどん進めちゃって、相手は「そっちの方向は別に話したいことじゃなかったんだけどな....」とか「その方向だと自分話せることあんまりないからリアクション難しいな」ってなったりする。 一つ一つの反応は短めでよい。
殴ってさする。そうすればあまり「殴り」が気にならない。たとえばここでは「ジョークだってば!(笑)」というツッコミが「殴り」になってる。これは言い換えれば「まさか本気にするとはwww」「お前アホなん?」とも取れる発言だから。でも、その直後に「その言い方めっちゃいいな」=褒めると、殴られてるのにほめられた=さすられたほうで人間の印象は上書きされる。 AI結構機械的に思えるほど「あー!!それ」「めちゃくちゃわかる!!」と言ってる。
もうこの定型繰り返すだけでいい。
相手と温度感をそろえるだけで、相手はめちゃくちゃ話聞いてもらってると思う。