読書
読書とはどういうものかと考えたとき、「情報を見つける」というイメージが持たれがちです。つまり、単なるインプットです。しかし、本から得た材料と自分の経験などを組み合わせて構造化していく「理解を組み立てる」イメージのことを忘れてはいけないと私は考えています。エンジニアの知的生産術 西尾泰和 (WEB+DB PRESS plus) (Japanese Edition) (p.197). Kindle 版. 異質な考えに接するために、最も効率的なのは、本を読むことです。そして、そこに述べられている考えに対して質問をすることです。もっと言えば、そこで述べられている考えに反論することです。それによって問題をつかむことができます。これは、普通考えられている特措法とは異質なものです。遠くの人は、本からお仕置きようとしています。つまり、著者から知識や考え方を学ぼうと言うのです。書くことについて野口悠紀雄p.61 むしろ、次のような人たちこそ、自分の本当のつとめを果たしていると考えるべきだ。すなわち、ゼノン、ピュタゴラス、デモクリトス をはじめとする学問の神官たちや、アリストテレスやテオフラストスを、毎日つき合う親友にしたいと望む人たちである。 / これらの哲人たちは、いつでも時間を空けてくれる。彼らのもとを訪れれば、帰るときにはいっそう幸福になり、自分をいっそう愛するようになっている。彼らのもとを去るときには、手ぶらで帰ることを許してくれない。そして、夜であろうが昼であろうが、すべての人間が、彼らのもとを訪れることができるのである。 / 彼らは、決して、あなたに死を強要しない。むしろ、彼らはみな、あなたに死を教えてくれるだろう。彼らは、決して、あなたの人生の年月を無駄には使わせない。むしろ彼らは、自分の年月を、あなたにつなげてくれるだろう。彼らのだれと言葉を交わしても、危険な目にあうことはない。彼らのだれと交際しても、命を狙われることはない。彼らのだれにつき従っても、金を失うことはない。あなたは、彼らのもとから、なんでも望むものを持ち去ることができるだろう。(もっとも、あなたは、あなたが受け入れうる最大の量を、汲み取れないかもしれない。しかし、それは彼らの責任ではない。) 人生の短さについて 他2篇 / セネカ 中澤務 位置: 613