記憶のカタチ
https://scrapbox.io/files/666fdb1e680e27001ccc6b37.png
どこでもドアー!
これを聞くと、ドラえもんや白いポケットからにゅっとピンクのドアが出てくるのを、一瞬でイメージする。
アインシュタイン
ベロを出した科学者を、一瞬でイメージする。
ここで、論理は完全に置いてけぼりになる。
記憶のカタチの中に、論理が入る余地はほとんどない。
イメージを映し出すスピードが速すぎるため。
どこでもドアと聞くと、思い浮かべたのは「白いポケットを探って、どこでもドアを取り出す猫型ロボット」という文章ではない。
「猫型ロボット」+「白いポケット」+「ピンクのドア」+「ニュルッ」。
これが一度に、イメージとして想起されている。
記憶はイメージとして呼び出され、あるきっかけによって一瞬で切り替えられる。
切り替えられた瞬間、その結果を瞬時に映し出す。
別のきっかけによって、また別の画面に一瞬で切り替わり、芋づる式に他のものまで連れてくる。
他のものを連れてきた力、これが「連想」
イメージは論理ではなく連想によってつながり、他のものと同時に引き出される。
参考