ナシーム・ニコラス・タレブ
文筆家、トレーダー、大学教授および研究者という三つの顔を持つ、現代の急進的な哲学者。
ウォール街でトレーダーとして長年働き、その後ヘッジファンドの経営を経て、フルタイムの研究者と作家になった。
生涯を通じて、運、不確実性、確率、知識の問題に身を捧げており、主な研究テーマは「不透明性のもとでの意思決定」、つまり人間にとって理解不能な世界で生きていくための地図やルールについて考えること。
作家としての方が著名だが、2008年のリーマンショックなどの金融危機における数々の成功により、天才トレーダーとしても知られる。
研究者としては主に、脆弱性の測定・予防とモデル誤差について取り組んでいる。
作家としては、理解していない世界での行動方法を提唱している
著書
反脆弱性――不確実な世界を生き延びる唯一の考え方
身銭をきれ