GPTsのデメリット
GPTsにはたくさんのメリット(GPTsのメリット)があるが、デメリットも存在する。
有料版のユーザーしかGPTsを使えない
毎月20$払い続ける必要がある
OpenAI Spring Updateで、無料版ユーザーへ解放された
GPT-4のメッセージの送信制限がある
2024年3月26日から、「3時間につき40メッセージ」から「制限がかかるかもしれない」へ。
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このデメリットが地味に大きい。
従来の仕事をGPTsに任せるという、新しい習慣へのスイッチングコスト
GPTsを生活や仕事に溶け込ませる必要がある。
企業にとっては、特に以下が懸念となる。(GPTsの企業にとってNGとなる9つの問題点)
Webサイトへの埋め込みができない
チャットログが見れず、分析がうまくできない
GPTsを悪用した攻撃まとめやGPTsのプロンプトインジェクションの通り、セキュリティが心配
デメリットがメリットを上回る例
何も考えずとりあえずGPTsを使おう!と意味と意義に乏しいGPTsばかり作ってしまう問題がある。
無理してGPTsを使おうとしない
例えば、GPTsでよく作られるメール自動返信ボットがある。
これは、上の3つのハードルを超えていない。
ユーザーは死ぬほど困っていないので、意味に乏しい
GPTsじゃなくても良いので、意義に乏しい
ChatGPT Writer拡張機能で、Gmail上でボタン一発で自動返信メールができる。
2024年4月下旬にメモリ機能が実装されたが、これでユーザーの情報を覚えさせとけば、Zero-shotでも行けるようになった。
また、GmailにはGeminiが内蔵されることが予定されている
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https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/news/1570883.html
こういうライトナ用途にGPTsを作っても、結局は使われなくなってしまうだろう。
GPTsを効果的に開発するポイントをしっかりおさえる必要がある。