Borel集合族
定義
一般に$ X の部分集合族$ \mathfrak{A} に対して、$ \mathfrak{A} を含む最小σ加法族$ \mathfrak{B}[\mathfrak{A}] が存在する。
これをBorel集合族という。
$ \mathbb{R}^N中の開集合の全体を含む最小のσ加法族を$ \mathbb{R}^NにおけるBorel集合族と言う。 $ \frak{B}_N と表す。開集合の全体を$ \frak{D}_N と表す事にすると、$ \frak{B}_N = \frak{B}[\frak{D}_N] となる。
※ Borel集合族に含まれる集合をBorel集合と言う。
・性質
・Th 7.2 (再掲) :
$ \mathbb{R}^NにおけるBorel集合は全て可測。