『レタリングデザイン』
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https://gyazo.com/060774bb9e56b677628269d741208692
著: 桑山弥三郎
出版年: 1969年
出版社: グラフィック社
高島屋制定書体について
さまざまな企業の制定書体の一例として、高島屋制定書体の見本と解説が記載されている(カタカナのみ)
https://gyazo.com/ed1a6e0622d0952801c018d34162dbf3
クレジット
草刈順 + 山崎蓮三 + 山崎弘 + 野本喜三郎 + 佐野寛 + 玉岡隆志 + 前野洋一
高島屋の宣伝部に所属していたデザイナー、とのこと
『平仮名・片仮名活字デザインとタイポグラフィー』 とは同一
『平仮名・片仮名ディスプレイ・タイプ』 とは異なる
書体の特徴
1. かなは漢字に対して小さくて字並びが悪いので少し大きくする。
2. 18等分線をモデュールとしている。
3. はね、おさえなどのエレメントの統一。
4. 線端の切り方を水平、30,45,60度に統一している
歴史について
1961年の日宣美展に提案として明朝体、ゴシック体、ひらがな、カタカナを出品
翌年、改良したのがこの書体
現在、この書体のみ清刷として高島屋と京王デパートで使用している。新聞・雑誌広告、ポスター、パンフレットの題字の他、店内案内標識などに統一しているのが見られる。
#タミヤゴシック・高島屋制定書体