マイクアンプ
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ボコーダシステムのバスに挿して使う。基板と直接やり取りしているパネルのI/O/コントロールは、マイクコネクタ/アッテネータパッド/ゲインVR/レベルインジケータLEDで、電源とアンプった出力と子音用HPF出力をバスコネクタとI/Oしている。
ちなみに組込み型マイクアンプといっても、アッテネータも入ってゲイン範囲が広い(-14~50dB)。ラインレベルの機材を接続する場合もある(マイク→マイクアンプ→ルーパーなど)ので、マイクコネクタにはノイトリックのXLR/Phone共用タイプのものを利用した。
マイクアンプの回路は、以前ちょこっと触れたけれど、その昔『サウンド&レコーディング』という雑誌があってそれに掲載されていた大塚センセの「プロフェッショナル・クラフツ」という連載があって、それの第1期 「Vol.6 ケーブル・チェッカー&マイク・アンプ」という回のものから、一回路分だけ抜いてきて使わせていただいた。プリント配線基板を作らず手組みでGOだけど…… なおオリジナルでは±18V電源を使用していたその回路を、特にいじることもなく、±15Vで使用している。
余談ですが、私の観測範囲では3つほど大塚マイクアンプ回路があって、ひとつがプロフェッショナル・クラフツ第1期 Vol.6、次がプロフェッショナル・クラフツ第2期のミキサ卓製作プロジェクトにおけるインプットモジュールのマイクアンプ、そしていわゆる『ハンドメイドプロジェクト Ver.3』の第6章にある"MicHeadAmp" と、それら3つです。どれも基本構成はインストゥルメンテーション・アンプで、電源が単電源だったり正負電源だったり、周辺拡張が違ったりしているぐらいの類型ではある。今回利用したプロクラ1-Vol.6のオリジナル構成ではマイクアンプは三回路分あって、ミックスアウトがあったりSUB INがあったりと実戦仕様になっている。『プロフェッショナル・クラフツ 3部作』もCD-ROM発刊されればいいのに!と思いつつ、自分で自分の首を絞めるような気もするので、今日はコレぐらいで。