「それでも、頒布をやめない理由（わけ）」JK1TZG

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電子工作作品の頒布を始めたのは2020年6月。感じたことやエピソードをお話ししたいと思います。

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無線従事者免許は2023年5月、初めての無線局免許を2023年6月に取得しました。

スイッチサイエンスで作品を頒布しています。

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頒布しているJJYアンテナ基板は、標準電波JJYを擬似的に送信するためのアンテナです。

JJYが届かないところにある電波時計の時刻合わせができます。

技適はありません。微弱電波の扱いにしています。

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同様の製品が市販されていますが、趣味の範囲なら安く作れます。

Wi-FiやNTPも簡単に利用できます。

JJYは0.1秒単位でできていて、Ticker割り込みで実装するのが簡単です。

秋月のプリント基板をまねて、コイルパターンを作成しました。

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MAKERSムーブメントに乗ってみたいと思いました。

IoT関連の勉強会やクラフト系イベントを見学し触発されました。

本格的なプリント基板が5枚で$2と自作天国になりました。

作品を委託販売してくれるなどのサービスもあります。

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スイッチサイエンスで頒布する場合、公開資料、価格、継続の意思が審査されます。

公序良俗、反社会的でない、電波を出すなら技適、AC100V使うならPSEも審査があります。

価格は、再投資や中間マージンを考慮し、かなり高めにしました。

「原価で欲しけりゃ自分で作れ」は、クラフト系イベントでの値切行動への批判ですが、私の場合は「公開データで簡単に作れますよ」という意味でもあります。

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数をこなすと品質が向上します。

実体顕微鏡の購入により、はんだ付けの品質が格段に向上しました。

試験は、作品の特性に応じて工夫しています。

ソースコードは適宜見直しています。

添付書類も改版しますが、古くなるので今後は最小限にとどめます。

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最も深刻なトラブルは、Wi-Fi切断の頻発でした。

SNSで提供された対処施策が適用でき、劇的に改善できました。

お仕事の経験があれば当たり前でしょうが、必要な範囲で責任を取る覚悟ができました。

ありがたいことにクレームは本当に少ないです。心配ご無用。

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頒布の限界を超えるには製品化が必要です。

コードは書き込み済とし、委託生産やサポート体制が必要。

事業届、コスト管理、設備管理などが必要です。

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MakerFaire出展は目標でしたが、今は様々なイベントで展示できます。

クラウド技術、高周波技術、3Dプリンタなどの機構など、興味は尽きません。

工作の仕掛りや独自サイトの構築なども中途半端です。

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頒布は、楽しいからやっているアウトプットの１つです。

何かをやれば何らかの学びががあり、アウトプットすれば得られるものは多いです。

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興味のある方、遠慮なくお声がけください。

（たぶん売れ残っているので）欲しい方もこのあとどうぞ。

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