レポートについて
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心構え
1年前の(何も知らない?)自分に,楽しんで読んでもらえるように,書く
丁寧に書く
一言一句,丁寧に書く.
日頃,教科書などを丁寧に読んでいる人にだけ,気づくことがある.
もちろん中身が重要ではあるけれど,文字の大きさ,図の大きさ・配置が悪いと,書いた人の美的感覚を疑う.
読みやすくなるように,何度も書き直す.
実験結果・考察を記述したレポートは,芸術系学部の学生が制作する絵画や映像作品などと同じ.
「心血を注いで」作って欲しい.
数式の表記について
$ sin \thetaとか $ log x と書いてある教科書はない.$ \sin \theta ,$ \log x と書いている.
斜体のアルファベットは,数字を代入できる変数.
意地悪く言えば,$ sin \theta = s \times i \times n \times \theta と読まれても仕方がない.
高校,中学の教科書は,もちろんそうなっている.
無意識でも,$ sin \theta と書かれたもの(自分で書いたもの)を見た場合,なにかおかしいと感じてほしい.
詳しくは,「数式 表記 イタリック」などで検索
2文字以上の単語からなる変数はどうする?.
例:Temp と $ Temp (温度パラメータ)どちらを使うべきかと言われれば後者.
参考文献について
これは4年生になってから.どれだけ学術論文を丁寧に読んでいる(見ている)か,がわかる.
提出前のチェック
名前,日付(年月日),タイトル
誤字・脱字
丁寧に書かれたものは,これがほとんどありません.
何度も書き直すと,それまでの残骸が残ってしまう場合があります.そういうミスはとくに問題ではないです.