響け!ユーフォニアム
https://gyazo.com/f526e230914014586806fccc680ac954
スタッフコメンタリーより
制作開始当時、監督の石原や脚本の花田十輝がよりコミカルな作風も視野に入れていたのに対して、音響監督の鶴岡陽太は当初からリアリティ重視の演出を志向しており、石原は本作の方向性を見定めたのは最初のアフレコ時だったと述べている 第1期は、1話あたり原作30ページ程度のペースで、全体として尺にゆとりを持たせたストーリー構成となっている[。全話の脚本とシリーズ構成を担当した花田は当初から、劇中で吹奏楽部の顧問が赴任して部活動が本格的に始動するまでに2話を費やすなど、近年のアニメ脚本としては比較的スローペースの構成案を提案していた。
キャラクターデザインの作業に着手した段階では原作小説の既刊が第1作のみしかなく、ライトノベルのような挿絵イラストの類も挿入されていないため、当初はアサダニッキによる第1作の表紙装丁イラスト1点のみを唯一のビジュアル資料として主要キャラクターの検討が進められた
これは珍しい気がする??挿絵すらない普通の小説が原作なんだー
美術監督の篠原睦雄は、女性キャラクターが多数を占める作画との対比を意図して、全体的にコントラストを強調した力強さのある背景美術の描き方を採用した。空の色は微かに緑がかった色合いを出している。屋内のカットでは蛍光灯などによる室内の光源を弱め、窓からの自然光がより強調されている。石原が好んで用いる演出手法として、逆光を利用した構図を多用している。
劇中に登場する演奏シーンの音源は洗足学園音楽大学の1年生で編成されたバンド、フレッシュマン・ウインド・アンサンブルが担当した。並以下の高校の吹奏楽部がドラマを重ねながら上達してゆく過程を音響面でも表現するため、各場面に合わせて意図的にクオリティを下げた演奏を再現しながら音源の収録が行われた
頻出する吹奏楽演奏シーンの楽器音との混同を避けるため、本作の劇伴は管楽器を使用せずに作られている。劇伴の使用シーン自体も絞り込まれており、音響面の演出傾向としては全体的に静かな作品に仕上がっている。
成馬零一「スタッフ座談会で読み解く『響け! ユーフォニアム』」『CD Journal』2015年8月号、音楽出版社、pp.8-9
すごくリアルでびっくりしました。ひと昔前なら楽器の持ち方が変だったり、演奏と絵が微妙にずれるアニメもあったけど、この映画は全ての奏者の指使いが音と見事に一致していました。そういう感動は「トムとジェリー」のピアノ演奏以来です。音もプロ級。映画館に吹奏楽が鳴り響くのはいいもんですね。 キャラクターは最初の段階でしっかり作り込むほうです。この子はどういう性質を持っていて、演奏のレベルはどれくらいか、といったパラメーターを作って、その基準に沿って物語に入れ込んでいます。
・・・
もうひとつのアプローチとして、キャラを2人1組のペアにして、違いを強調させて作ることも多いですね。
・・・
たとえば、主人公の久美子は流されやすく調和を大切にするタイプです。じゃあその親友であるトランペット担当の麗奈は、久美子とは対照的に強気で自分にも他人にも厳しい性格、というようにペアで対比させるやり方ですね。
やっぱり久美子は流されやすいって認識でOKなんだ
書き始める直前まで、本当は麗奈を主人公にするつもりだったんです。
・・・
はい。麗奈のように天才肌でかつ努力家、という子を真ん中に置いて展開していくと、どうしてもそれが当たり前の基準のようになってしまうんですね。でも、本を手に取ってくれた10代の子たちが読んだときに、これが普通なんだと思われると……。読んでいて息苦しくなってしまうかなって。そう考えるとやっぱり久美子のような等身大の、どこにでもいそうな女の子が主人公としてのバランスがよかった。結果的には久美子を主人公にして良かったと思っています。
(武田さんの作品は女の子同士の強い絆、友情の形がしっかりと描かれているのも、印象的です。)
恋愛至上主義のような考え方が結構苦手なんです。少女漫画のような恋愛を主題としたジャンルだと、やっぱり友情よりも恋愛が上位に置かれてしまうことが多いじゃないですか?恋愛より友情を大切に思うことだって当然あると私は思っていて。男の子と付き合ったからといって、親友である女友達が二番手に下がらなくても別にいいですよね。
ちょっと調べてみた感じ,そんなに原作(悪)改変じゃなさそうだから,アニメだけみようかな
本は,長いし・・・時間かかるし・・・
でも,関西弁ー>標準語になっているみたい
これはちょっとどうなんだろう
そも,なんでユーフォ?マイナーすぎるのでは
チューバとかと比べて,名前聞いたことある人も少ないよね
一応,作品世界内では,姉はトロンボーンをやっていて久美子は小学生の時から姉の影響で学校のブラスバンドサークルに→本当は姉と同じトロンボーンがやりたかったけど,そっちは人が多すぎて,ユーフォは人がいなかったからユーフォ担当になった,その後中学でも,人数の関係でそのまま続けた→流れで高校も続けるということになってる
作者がユーフォを選んだ理由がしりたいね・・・(後でインタビュー探してみよう)
タイトルも当初はやっぱりメジャーなトランペットにしようか、いやトロンボーンに、と編集さんの間では紆余曲折あったようなのですが、私としてはあえてユーフォニアムを打ち出すことで、「お、この作家は吹奏楽のことを知ってるな」と伝わるかなと思って。
・・・
私自身も小5から中3までの5年間、金管バンドでずっとユーフォニアムをやっていたんです。
だからこそ「ユーフォニアムってこういう楽器だよ」と胸を張って伝えられたらいいな、という気持ちがありました。 強豪校にいた人や,全国行けなくて本気で悔しがってた「ガチ勢」の人が,パッと聞いて「下手くそ」とわかる楽団に入るかな〜?
この辺は,学生時代に部活やってた人に聞いてみたほうがいいかも.
たぶん自分なら入らない.中学のときにちょっとやってたときも,楽譜読めない人がいたことすらエッて感じだったし・・・
→少なくとも高坂は,瀧先生が来ることを知っていたからこそこの学校の吹奏楽部に入ったようだ
→川島はコントラバスが好き,という気持ちが強いことが強調されている.わりと弾ければ何でもいいのかもしれない
→久美子は謎.というか,この作品世界の中で一番理解が難しいキャラクター(個人的には).姉にも,北宇治に行ったってことは(強豪校に行かなかったってことは)吹奏楽もうやらないんでしょ?と言われているのに,川島と葉月に誘われて結局入っている・・・
楽器選びってみんなあんまり主張しないんだ
久美子はトロンボーンやりたいって言ってたのに,優柔不断なのか流されやすいのか,本当はユーフォでもいいと思ってたのか,流れでユーフォになってしまうし, 文化があまりわかんないんだよな.合奏メインだから,「とくにこの楽器がやりたい」と思って参加する人より,「吹奏楽が」やってみたいと思って参加する人が多いってことなのか?
自分は元々ピアノだから,この楽器がやりたいと思って参加するもんだと思ってた.
中学でも,ドラムの練習がしたくて入ろうと思ったし.でもドラムの人にパート取られたくないって泣かれて(そんなことある!?別に交代でやればよくない?わけが,わからない・・・),しかたなく(と言っても昔から憧れだった)フルートにしたけど,それだってフルートやってみたかったんであってそれもダメならフツーに辞めてたわ
唯一シューイチくんだけが楽器を転向している
すでにできるようになっているものから転向するってのはけっこう強い意志が必要なのかもしれんな
そもそも,部活文化がわからない!!!
「練習前の机運び出しは一年生がやる」らしいんだけど,普通に早くきた人がやるとかみんなで協力してやるとかで良くない!?
そんな大人数でやっても,ごちゃごちゃして逆に効率悪いみたいなのあるのかな.でもそれはその時々の人数とかをみて決めれば・・・良くない・・・?
少数ながら男子もいる学校っぽいんだけど,女子校みたいに,女性先輩に憧れている女性もいる
舞台背景が異様にリアルでディテールも拘られているのに,キャラクターだけ記号化の極地みたいになっていて違和感があるな〜
わざと,なんだろうけど.
顔もほとんど似たり寄ったりだから,髪型くらいでしかキャラクター性を外見から判別できなくてなんか・・・慣れない・・・
ある人に「び,美人だね・・・」とみんなちょっと萎縮する?みたいなシーンがあるんだけど,みてる側からしたら顔みんなおんなじだけど!?というシュール感がある.美人とされているキャラクターをどのように判別するのか,観客側からはわからないので・・・
むしろ,徹底的に記号化されていてほとんどみんな外見が変わらないことでルッキズムを排除しているとも言えるのかもしれない???(こじつけ)
この,「京都アニメーション」は音楽とか音に異様に力を入れている,こわい
わざと,チョーク折らせたのも,そのおと入れたかったからでしょう!
劇伴がいい
これが重要な要素なのかしら.
1話
全国大会出場を目標にしつつも,本当に行けるとは誰も思っていなくて,府大会で「金賞」を取れたことがたとえダメ金でもうれしい(見返し)
ひとり高坂だけが,本当に全国出場を目標にしていたので,ものすごく悔しがる
最初は,久美子は「そんなに嬉しかったんだ」という認識
だから,「悔しくないの?」と言われたときに,驚いて「本当に全国行けると思ってたの?」と言ってしまう
→のちのちわかるけど,このことが久美子にとってとてもトラウマになっている
なぜ北宇治に進学したのか?(見返し)
セーラー服に憧れていたから
ほとんど誰も進学しない学校に行くことで,今までのことをリセットしたかったから
久美子のスカート丈(見返し)
久美子はクールな感じに見えるけど,案外外見のことを気にしている
実は周りに流されやすく,目立ちたくもなければ悪くも言われたくないという性格
周囲に対してそこそこいけてる風に見せながらも,悪目立ちはしない,という立ち位置にいたかったのではないか?
実際,派手な子たちが担任に「スカート丈!」と注意されたとき,彼女たちほど短くはしていなかった久美子は,しかも座ったままスカートをちょっと伸ばしている
小心者なところが見て取れる
葉月,みどりのスカート丈(見返し)
高坂含めて,この3人がスカートを短くしているのは性格造形からして違和感がある.
彼女たちは校則は守りそうだし,周囲の目線を極めて気にしているようにも思えない
しかも,彼女たち以外の吹奏楽部員は別にスカート短くない(たしか・・・)
ということは,ある種のキャラ付けというか,メインキャラクターを目立たせるための演出だろうか?
久美子の葉月に対する態度
積極的に話しかけてくる葉月に対し,「一緒に帰る人,いないの?」と無神経発言
でも,久美子が友達いなくて平気なタイプには見えない
きっと,一般的に新学期早々は同じ中学出身の子達で固まるものだからみんなそうするだろうと素で思っていたのだろう
しかも,友達いなくて平気ではないにせよ,必死で友達作るタイプでもないだろう(もしそうなら葉月をもっとありがたがるし,ボーッとしてないで積極的に話しかけに行くと思う).親友がほしいというより,まあ友達だと思えて周囲からも認識される相手がいればOKってスタンス?それか,単に必死さを見せるのが恥ずかしいのかもしれない(後者のほうがありそう)
府大会銅賞の北宇治(見返し)
銅賞は努力賞みたいなもんだから相当ダメだよね・・・
「府大会では目指せ金賞なんじゃないかな・・・」というみどりの言葉から始まる一連の説明の裏で,部活の様子が映っている
トランペットは熱心に練習しているみたい
トロンボーン,低音(中川)はサボり,クラはサボってる子と練習している子が半々くらい
→これ,1回目は適当に流してたなあ・・・,ここで真面目にやってない部だって明確に理解することできなかった
「でも,みどりはやりますよ.音楽が好きですから」
いやいや,てかみどりってめちゃくちゃ上手いのに,なんで強豪校行かなかったの??推薦はどうしたの???性格的に絶対推薦があれば強豪校行くと思うんだけど
→まとめサイト情報だと,原作にはその設定も出ているらしい! → kana.iconこれはやっぱり読みたいな 買ったやつにたしかあったから読んでみるか 2022/5/27
あすかに関しては,
京都府の府立高校は基本的に学区制です。
宇治に住んでいる田中あすかは公立高校の場合、府立北宇治高校しか選択肢がありません。
こういう意見があるけど・・・でもみどりは元々私立に通ってるよね.
あのイントロ?の部分で「天国と地獄」だってわかる神社にいたカップルすごくない?最後まで聞くまでわからなかったわ 2話
「楽しく活動する」か,「全国を目指す」か
やっぱりあるよね,ガチでやるかエンジョイするか
「多数決で決めよう」なんていうけど無理だよ,ガチ勢ー>エンジョイ勢の転向はそれなりに簡単だけどやっぱりストレスが溜まるし,エンジョイ勢ー>ガチ勢は,無理がある
その多数決自体,「そんなに一生懸命やらんくてもいい」って方に手を挙げるのはなかなか勇気がいるよ
本当はやりたくないって思ってても,体面を取り繕うために一生懸命やっている(やっていくつもりがある)というポーズをとる人が絶対にいる.
だって,最初のあのレベルで全国目指すとかけっこう大変だし,ほんとにやる気ならもっとうまくなってるはずでは?それなのに,葵さん以外のほとんど全ての人間が「全国目指す」方に挙手するなんて不自然だ
直前に「それは,スローガンっていうか・・・ねえ?」って話してた人もいたのに
しかも,一年生なんてとくに流されちゃうよ.初心者の人もいて,実感もほとんどないだろうに.現に,結果が決まってからもみんな戸惑いの表情だったよ
こんなやり方を黙認する顧問も顧問と思っちゃうけど.
久美子・・・全国目指すか決めるってそれなり重要な段階ですらなんで高坂さんの顔色ばっか伺うんだ?本当に優柔不断(というか,一眼が気になる)の(わかるけど)
→でも,久美子はどちらにも手を挙げなかった
「でも,イヤじゃない?全国目指すか,楽しければそれでいいかなんて,そんな選択肢」・・・と,口ではいうけど,「高坂さんが怖かった」
葵:高坂さんに,私悪くないって言いたいんだ?
・・・
葵:気持ちはわかるよ.うちも去年も一昨年も目標は全国大会って書いてあって,でも本当に目指している人はいなかったんじゃないかな
久美子:だよね,でも今日みたいに聞かれたら,全国大会目指すってほうにみんな手挙げるでしょ?
・・・
久美子:大人ってずるいよね
葵:でも,それを言ったらどちらにも手を挙げなかった誰かさんが一番ずるいんじゃない?
・・・
葵:きっとそうするしかないんだよ.みんななんとなく本音を見せないようにしながら一番問題のない方向を探ってまとまっていく.学校も吹部も,先生も生徒も.・・・そうしないとぶつかっちゃうからだよ
・・・
久美子:じゃあ,葵ちゃんはなんで手をあげたの?
葵:そうね・・・アリバイづくり,かな.
葵に,自分が悪いとも納得していないから,謝るのはちょっと違うと思う,と久美子が話す
たしかに,久美子は「本当のことを言っただけ」で,
そっか,そこで久美子は逃げたけど,もしかすると「ぶつかっちゃう」チャンスでもあったのかな
3話
「他にも楽器,たくさん余ってるんだ・・・」
これはどういうことだろう?昔は強豪校だった,あるいは人数がたくさんいたからたくさんの楽器があるってことでいいのだろうか
→回収された.どうやら2年生が少ないことが原因らしい.
やる気のあった人たちがほとんどやめた
自分も楽器やってたはずの姉と,なんだか折り合いが悪い?
「合奏できるクオリティになったら呼んでください」
先生,”ガチ”っぽいな
新任だろうか.
「フェスティバルだって,レベルに達していなかったら参加しなくてもいいと思います」
たしかにそうだな,全国を目指すなら一回一回のステージより練習が大切だろう.
でも,みんなの中ではそうじゃないみたい
気持ちはわかる.楽しいからね,ステージ
個人的にはそーでもなかったけどそういう人が多いだろうね
ホルン隊を楽器合わせのために呼びにいかされる久美子→彼女たちは,練習しないで遊んでいる
まあ,やっぱり全国目指す云々は建前ってわかっちゃうわけだ
それに律儀に落ち込む久美子
ド下手なのに「またこの曲一週間練習かよ〜」ってみんな言ってるの普通にお前が言うなだよなー
とはいえ,下手でも楽しくいろいろな曲をやりたいってことなんだろう.こっちの意見も分かりがある
サンフェスも含めて,明らかに態度としては「ただ楽しくやっていきたい」の人が圧倒的だ.
吹奏楽は団体競技.
それこそ,元テニス部のチューバの子とか,テニスは個人競技だから違和感を持ってるっぽい
「やる気のない人にイライラしながらやるのは,なんか・・・」
「久美子ちゃんは,どう思う?」→何も答えられない久美子→高坂の演奏を聴いて,思うところあり
結局,主張しないで高坂に左右されてるじゃんー.その次の日から練習を始めるとか意欲的になるけど,それってその場限り感化されただけでまだ久美子は半端なままだなんじゃないか?きっとまた高坂を傷つけるんじゃないかな
高坂の演奏を聴いた久美子の表情を見ていると,彼女に対して憧れのような感情があるんじゃないかと思ってしまう.高坂意志つよだし
言葉ではなく,演奏で気持ちを伝える高坂
なんか,いいなあ
4話
強引にランニングさせられるということになって,事情を飲み込めていない面々
それでもタイム切られると走り出すチューバの子
たしかにこの動きは運動部っぽいかも
パートリーダー会議の話し合いの結果を部活中に?全員集めてアナウンス
顧問は,「それには別に時間取ればいいじゃん」と
まああるよねこういうガバガバ運営・・・っていうか,ダラダラやっているのはやる気がないからでもあるかも
顧問:何年も貴重な時間を割いてきたんですよね?それでこの演奏しかできないんだとしたら,それこそ時間がもったいない.
フルートのこ:それでもいいんです!みんなで楽しく演奏するのが吹奏楽の楽しさだと思います!
顧問:だから最初に聞いたじゃないですか・・・
→やっぱり、なんとなく「本気でやる」 に手をあげた人もいるかんじだ。
新世界の演奏を聴いて,やる気が出た,と高坂本人に言えた久美子
高坂はうれしいだろうな
今までのやり方を否定されたことによる不満
やっぱり,スパルタになるってことだけじゃなくて,単にやり方を否定されることも不満になるのか.
チューバの男の先輩に,「いつからやっているんですか?」と聞く久美子
答える間中,何故か隣に座ってる別の女性キャラクターが映っている
「チューバが好きだから」というと微笑むが,彼女を映したのはなんなのだ?
→8話で,付き合ってたことが発覚する.まあ,一種の惚気的なシーンってことだろうか
きっと,この女の子は「チューバが好きな」その男の子が好きなのかなーとか,逆に男の子が,その女の子がチューバ吹いているところをみてチューバの魅力に目覚めて,中一の途中までやってた運動部辞めてまで吹奏楽部入ったのかなーとか色々想像できる.
「若さにかまけてドブに捨てている時間をかき集めればこの程度の練習量余裕でしょう」
ひ,ひどい
結局のところみんな流れで?練習を真面目にやって,合奏にたどり着いたことはすごい.すごいけど,こうやって突然マジになったことに不満を持つ人もたくさんいるはず.そこはどうなるんだろう?
なんか,練習が厳しくなっていく過程で退部する人とかいてもよかったんじゃないかなーと思う.
てか,一人もやめない,辞めようとしないことには違和感があるな.説得の結果残るとかならともかく
葵はやめたけど,それって練習がキツくてやめたんじゃなくて,過去に追い出した形になってしまった人たちへの負い目だよね
5話
「向き不向きと好き嫌いは別ってことじゃない?」
部長らしくない部長と,リーダーシップがあるように見える副部長のアスカ
アスカは,人の上に立つのが「好きじゃない」が「向いている」
わーこれ楽器でもみてみたいな!この楽器が向いているんだけど,好きなのは別にある・・・そこで悩む・・・みたいな.
あとは,楽器じゃなくて人間関係でもみてみたい.才能があるが,音楽を愛していない人と,演奏が好きだが才能がない人!
マーチングってかなりストイックだなあ.身長も違うし歩幅も違う人たちが,ラインを合わせて一定の歩幅で歩くの大変そー
人は単純だ.見返りがあるとわかれば頑張るようになり,頑張って良くなればさらに頑張ろうとする
また,高坂に向かって「海兵隊がばっちりあったくらいで,去年まで銅賞の部が金賞になるなんてありえない〜」なんて言っちゃう久美子
それに対して,今回の高坂は「黄前さんらしいね」と笑う (前はそういうやる気なし発言? にキレてたのに)
ここの差はいったい何にあるんだ?
高坂を嫌いではないけど,何を話していいか分からずうろたえる久美子
「どうして北宇治にいったの?」
たしかに,吹奏楽が強いわけでもなければ偏差値が高いわけでもなさそうな学校だ
とくに高坂さんは,「立花の推薦をけって」までいったらしい
なぜー
久美子は,知っている人がいないところで1からスタートしたかったから,あえてほとんどの人が行かない学校を選んだというけど
きっと,高坂を泣かせたことで逃げるようにしたのかも
姉も,「なぜ北宇治にいったの?ってことは吹奏楽やめるってこと,なの?」と言っていた
強豪校の後の緊張を和らげようと,あえて音出し禁止のスペースでトランペットを鳴らす高坂
演奏の上手い下手を判別する自信がないけど,最初の段階から上手くなりすぎてない?流石に.
スタジオミュージシャンの人,わざと下手くそ演奏する方が大変だったろうな
6話
コンクールに向けてのオーディション
そうか,1年生だからって経験年数が4年目とは限らない,か
久美子は小4から始めているから7年目
もしかすると,中学のときも先輩より上手かったことで何かあったのだろうか?
7話
始めから,「コンクールを目指さない」方に挙手していた葵
学業と志望校を考えると,部活に打ち込んでいる暇がない?
コンクールに出なくても部を続ければ?という人もいるけど,一人でも真剣でない人がいたら,雰囲気が崩れるんじゃないだろうか.
「のうのうと全国目指すなんてできない.去年あの子たちやめるの止められなかったのに,そんなことできない」
→やっぱり,のちまで見ると「出たくない」というよりは,なあなあで全国を目標にしているのに実際にはなにもやらないことが負い目になっていたんだろう
久美子がスカート上げている
なんかあんまりそういう性格に見えなかったけど.意外だな
やっぱり,長いものに巻かれるタイプってことなんでしょうか
でもなんかこう,インキャっぽいというか,冷めてるとこあるのにそういうところだけ迎合するんだ!?っていう.
先生がイケメン〜とか騒いでる子達と一緒に騒ぐこともないし,かと言って憧れの女性先輩がいるわけでもない,祭りは人混み嫌いだから行かない,練習はしっかりやるのに,「まさかほんとに全国行けると思ってたの?」なんて爆弾投下して高坂を泣かせる・・・なのにスカートは上げるのね・・・
うーん,でもそれよりも高坂さんがスカート上げてる方が気になるな
あすかが断ったから,私が(部長を)やらなきゃいけないことになったんだよ
だったら,はるかも断ればよかったんだよ,違う?
あすかは断ったんじゃなくて,「引き受けられなかったんじゃない?」と,トランペットの三年の子?は言う
ボロボロの状態の部を引き受けたくなかった
そのことで,はるかに負い目がある?(負い目があるというか,複雑)
はっきりしない評価に振り回されるのって,音楽の本来の姿じゃないんじゃない
これは,「いいわけ」としてユーフォの2年が口にするけど
たしかに,サッカーやバスケなんかのスポーツと違って基準が明確ではないと思われがちではあるかも(聞く人が聞くとわかるのかな)
実際,上手い下手はともかく,高レベルになればなるほど,それだけではない側面もある
音大入学には,師事している先生が誰かが大事になったりね
8話
青春回? ダレ場っぽかった。
シューイチが久美子を祭りに誘うが,久美子は葉月ちゃんがシューイチを好きなことを知っているので,二人をくっつけようとする
あの扱いはちょっとシューイチが可哀想だけど,久美子からしたら迷惑せんばんだからどうしよーもないな.
どう立ち回るのが正解だったんだろう?
まあ,最初に放課後シューイチに誘われた段階で,久美子ははっきり断るべきだったよね.
ほんとーーーに久美子のはっきりしない態度は時折イラっとするわ
話の都合で,高坂と一緒に行くと言ってしまう.
高坂は本気にしててけっこう乗り気なの!
https://gyazo.com/292fb5bd9dd4908fed54edc788bf199e
この色,水色に見えるんだけど,久美子のモノローグでは「白」
ちゃんとよるは光の都合で白じゃないってことになってるんだ
高坂は,始めから山に登ることを決めていたみたいなのに,スニーカーじゃなくてハイヒールのサンダルを履いている
うーん,久美子に会うからおしゃれしてきたのかな・・・
あすか:楽器も音楽も,全部自分次第でどーにでもなるのに,神様に頼むなんてもったいないよ
もっと練習して,もっと上手くなれば,もっと特別になれる
山の上で合奏する久美子と麗奈
レイナにとっての二人での合奏って,愛の告白みたいなものでは??
それまでの展開的にも・・・
久美子もちょっとは気になったみたいだけど.最後結局シューイチとくっつくんじゃちょっとな.面白くない
9話
久美子もシューイチのことが好きかもみたいなシーンが出てきてすげーショックだった
幼馴染の異性同士をカップリングにすることで,異性の友情は成立しない/成立したとしても本当の気を許せる友達にはなりえない,という基準を発表されているような感じがある
そういうふうに内面化している人々が多すぎて(仕方ないけどね,こうやって刷り込まれるから),不快になる経験が多すぎる
異性の友達を持つと好意を寄せられるのが嫌だから,持ちたくない,とかある
明らかにあすかの方が上手いって描かれてるし音もあすかの方がいいんだけど,久美子は7年もやってるのにそんなことある?(まあ,実際そういうことはあるけど)
麗奈がソロパートになって,ユーフォの2年の先輩が落ちるのをちゃんと妥協しなくて良かった
指切れても嫌にならないくらいコンバスが好きって,愛を感じる・・・
久美子は緑ちゃん,はづきちゃん呼びなのにレイナだけレイナだからやっぱり二人がくっつけばいいと思う
10話
実力見極められない奴は音楽向いてないと思うけどそういうわけにいかないのかね.本人が悔しくて貶めるならともかく,全然関係ない人が七光みたいにいうかな
だって,年齢とか学年と経験年数と練習時間は関係なくない!?そもそも
ゆうこちゃんに関してはわかってたみたいだけど.だとするとゆうこちゃんかわいそう
麗奈が私の方がうまかったとか堂々というから最高だった
あすかって,オーディションへの疑惑のせいで練習がぽしゃってんのにすげーイライラしてそうでウケる
案外そうでもないのかな?最後,再オーディションになった時笑ってたし.でもあすかなら,最後通帳つきつけたがってるんじゃないかと勘ぐっちゃう→悪意というよりは,納得させてあげたかったのかな.実は案外優しい人なのかもしれない
11話
3年のトランペットの人,去年は運悪くソロもらえなくて,今回は実力でソロもらえなくて不憫すぎるな・・・
あおいちゃんにしたって,もう1年滝先生が来るのが早ければどうだったかな.それでも辞めたかな?
12話
受験を機に楽器をやめる人々
「続ける理由がなかったから」
「音大行かないのに吹部続けて,どうするの?」
久美子が結局できるようにならなくてある場所のパート外されるのは意外というか,なるほどという感じだ
久美子って,高校1年生にして7年選手だし実はけっこう器用な方っぽくて中学のときもコンクールメンバーに選ばれる→先輩に反感買う,と,だいぶ高校の部活動かつ,はじめは強豪校に進学するという気持ちも持ってなかった人にしては実力と才能があるタイプに見えるんだけど,そんな彼女が本気になった途端,その最初から持っていた実力と才能が否定されるというのはなかなか・・・
ここで完全挫折して,「はじめて麗奈がどんな思いでいたかを知った」
結局いつも麗奈なんだよな!
「これは,愛の告白だから」
麗奈と久美子を,実際はここに特別な愛があって実は麗奈が滝を好きっていうのは単なる憧れだし,久美子もシューイチに対する感覚は気の迷いってするのも,学生だしありうるとは思うけど,ここであえて,恋愛として好きな相手は他にいつつも才能だったり同志だったりとして互いを好きでこちらのほうが上位に来る関係,とするのもそれはそれでありだ
女同士のドラマで,そういうパターンが出てくることはあまりなかったわけだし.
男同士なら,仕事の同志や同じ窯の飯を食った部隊の仲間同士の関係が,私的な恋愛関係より上位に来るということはありえそうに見えるし,物語としても多くあるんだけど.
13話
演奏シーンが長くていい
高坂のソロパート,いちばん目立つはずのシーンで後ろ姿.→久美子が映る→横で3年の先輩が見詰める.絶対に高坂が正面から映らない
14話
原作では80人以上いる部員を65人?にしたってWikipediaに書いてあったけど,そのせいで10人しかオーディション落選メンバーがいないのが不自然なような.
ものすごい厳しい選抜みたいな感じ,出してたのに・・・(もちろん実力不足であれば定員の55人未満になることもあり得るのかもしれないけど,好ましくはないからできるだけやらないだろうね)
しかも,2年が3人いるってことは1年は7人落ちてる.夏にコンクールがあることを考えると初心者は大体落ちるだろうけど,だとすると高校から始めたって人は7人しかいないの?
kana.icon
実写化するとしたら久美子は黒木華がやるとハマるんじゃないかな~と先生、私の隣に座っていただけませんか?を見ていて思ったから追記している。雰囲気だけじゃなくて役柄もそういう感じだったから、このイメージならバッチリじゃん。 2022/5/27 しかし、感想呟きがマジだな去年の自分。実際かなりハマった作品ではあった。2022/5/27
public.icon