大人になってからほぼはじめて「友達」を作る方法
kana.iconは昔から友達をつくるのはそこそこ得意だったので、当事者として何か言えるわけではなく参考にしにくいかもしれない でも、周囲には「友達がいなくて悩んでいる」という人や、「環境がかわって昔の友達とは連絡がとりにくいが新しい友達が作れず困っている」という人もいるので、そういった人の助けになるとよいなと考えている
そもそもの前提としては「けっこう難しい」と思う
友達がいるが何らかの理由で会ったり会話するのが難しくなった、という人はそれほどでもないだろう
たとえば結婚や出産、転勤などのきっかけが考えられる
もともとあんまりいなかった、という人にとっては難しい
ここでは、「もともとあんまりいなかった」人に対象を絞りたい
ここでの友達とは
孤独感軽減装置であり、一定の信頼感とともに苦楽をある程度シェアできる相手、とする 1. まずは、原因を明確にしてほしい。何らかの障害が見つかった場合、目下そこに対応していく
周囲の人を見てきた感覚だと、そういった人は何らかの(自己責任ではない)原因をかかえていることも多い
このような場合は友達をつくる段階よりちょっと前のステップと考えてほしい
上記であげたようないわゆる「病名がつく」ものだけとは限らない
みんな多かれ少なかれそうだけど、kana.iconの場合はこれが「問題がでる程度に」なのである
消費者金融に行ったことはないが、行きかけたことはあるし、クレカの枠をつかって前借りしているのは大して状況としてかわらないと思う とくに借金に関しては、ドカンと100万借りる、よりもチマチマ1万ずつつまんでいる、という人のほうがたいてい厄介なものである 根深い問題がある場合が多いし、このような人に貸した金はたいてい返ってこない
病名がつかない場合も、根気づよく通うべきである。
でも通うんだ
カウンセラーガチャはどんどんやっていくこと
保険適用のクリニックもあるから要調査
マジでお金がなくて困っているという人は、 FPに相談してみるとよい 国のプロジェクトで1度は無料相談が可能であるし、そうでなくても一回5000円以下で相談にのってくれるFPもなかにはいる。
2. 自分の問題に対処できるようになってきたら、まずは今現在周囲にいる人との関係を良くしていく
まだ新しい友達をつくる段階ではない
労働をしているなら労働の関係者と、家族が自身にとって脅威をひきおこす人物でないなら家族との関係を見直す
労働の関係者にたいして
挨拶をする
無視されても挨拶をする
なぜならたまたまそのシチュエーションを見ていた第三者からはあなたは「挨拶する人」相手は「無視する人」に見えるからである
草の根運動、だいじ
できるだけ土産を撒く
休み明けはちょっとしたお菓子など撒く
媚び売ってるみたい? 大丈夫媚は売ったもん勝ちです
家族に対して
なにかお手伝いをしよう
連絡とってなかった家族にも(毒親、毒兄弟でなければ)連絡をとって、ささいな手伝いをすべし
子供の面倒をみたり
買い物を代行したり
友達がいない人は愛嬌で全てを解決する作戦はおそらく難しいので、相手の役に立つことを意識すること。 余談、愛嬌はべつに特殊な才能ではなく、とにかく感謝や喜怒哀楽を伝えるのが上手いということ、あるいは場の空気をポジティブにするのが上手いということ 反応が返ってくるのは嬉しいからね
3. 家族に貢献できるようになったら、コミュニティに所属しよう
まだ友達をつくる段階ではない
趣味があるなら趣味のコミュニティに所属しよう
とくに趣味がないなら興味のあるコミュニティに入ってみよう
初心者です、興味があります、といって親切にされることはあれど無碍にはされない
それもないなら地域のボランティアやごみ拾い、祭りなど地域の活動に参加しよう
アルバイトでもいい。会社の飲み会に積極的に参加して会社コミュニティに入るでもいい。
重要なのは、その人たちはべつにプライベートの1対1の友達を探しにきているわけではないというところにある
まだ友達をつくろうとしてはならない
個人的に親しくなろうとしてはならない
じゃあなにをやるんだってばよ
顔と名前(オンラインであればハンドルネームと声、あるいは文体でもよい)を知っている人を増やすのが目的
あたりさわりのないコミュニケーションができるようになることが目的
あるいは、趣味の話を相槌を打ちながら聞いたり、相手にわかりやすく話すなど
家族への貢献、をさらに拡張していくイメージ
家族や職場は「すでにある程度知っている相手」「(関係を今後も持つ可能性が高いため)できればうまくやっていきたいとお互い思っている相手」である
ここではまったくの他人にふれることになる
まったくの他人と「話せる仲」になっていくことを体験する
重要なのは、「何らかの方法で貢献すること」である
些細なことでいい
毎回通話(あるいはイベント、活動)に参加する、でもよい
何か企画を出すでもよい
コミュニティとしてのユルいつながりであっても、これがあるのとないのでは孤独感は大違いである 注意点としては、ちょっとうまくいかなかったとしてもすぐに辞めてはならない
自分はこのコミュニティでどういうポジションで、どんな貢献をした、それでうまくいったいかなかった、がわかるくらいまでは所属しているべきである
前提として「自分の問題を解決していること」を1に用意したので大丈夫だとは思うが、以下は守られていないとコミュニティからやんわり弾かれる
自分の話(特に、深刻な話やパーソナルな話)をしないこと
引かれる
そういうのはかなり親しい仲の人にしかしないのが普通 ネガティブな反応・発言をしないこと
とくに、メンバーや他者に攻撃的なのはよくない
4. ここまできたら友達をつくる段階
友達をつくる段階にきている。
1, 2, 3を上手くやれていれば、すでに何人か一定の信頼感をもった相手、いつメンのような相手ができているはず それは自分のきょうだいかもしれないし、コミュニティのなかの一グループかもしれない
できていればラッキー、おめでとう、それは友達といってよい(まあきょうだいであれば「友達」というのはちょっと違うが、ここでの友達の定義にあてはまる存在を持てたわけである。寂しいときには寂しさをわかち合い、困ったときには相談でき、楽しい経験を共有できる相手になれたわけだ。家族とそのような関係をもてるならそれにこしたことはない)
できていなくても問題ない
自分で自分にフィードバックをかけたり、言語化したり自分の貢献を意識するのが難しければ、カウンセリングに行くこと。「自分の考えを整理する手伝いをしてほしい」といえばよい
今度はどうするか
模索した結果をもとに行動をする
より自分に合ったコミュニティに所属しなおしてみる
アプリなどを利用してみる
マッチングアプリでは恋人目的の人が多いイメージだが、「友達がほしい」という人でも登録できるサービスもある
もちろん、その場合は同性に話しかけてみるべきである
行きつけの店などをもってみる
職場を変えてみる
こんなにたくさんのことをやらないといけないのか...ダルいな
なぜ意識的なフィードバックが必要になるかというと、大人になってから何かを身につけたいという場合は、短期間で結果を出すことを期待しているからである
kana.iconはこれがとても苦手である
金がかかるのが基本だが、かからないこともある
職場で1on1があるなら上司が無償でメンターとなるだろう
保険適用の診療所では多少安くなる
(場合によるが)行政のサービスを受けられる場合に該当するなら、そちらで安く受けられることがある
友達が一人でもできれば、その人にメンターになってもらうことができるかもしれない。
その場合は何らかの方法でお礼しよう
お互いメンターをやりあうのが一番よいが、そうではない方法もある