なめらかな世界と、その敵
なめらかな世界と、その敵
結局のところ、よし大雪だ!今日は学校休めるぜ!という選択肢を自分に見せておくことで、なんとなくラクな気分になる。
わかるな〜。kana.iconもいつも、まあ具合悪いから休むって連絡してもいいしなあ、と思ってるから仕事いけてるみたいなところある。
「もう私の人生には、脇道も寄り道もない」
あるはずの可能性の世界全てに行き来できる設定。現実の我々と同じく一つの世界しか選べない登場人物が発生する。その人の言葉。
この、なめらかな世界の人間は、誰もが絶対の理想郷に生きている。苦しみや悲しみを感じても、その苦しみも悲しみもない可能性を担保していて、実際いつでも行使できる。愛されなければ愛される現実に行けばいい。永遠の命がほしければそれを達成している現実に移ればいい。
自分自身が、というのとは違うから質は違うけど、フィクションと接するときの我々はこんな感じだよね。
二人がもっとも恐れていたのは、命の有限さでもなく、可能性の有限差でもなく、自分をずっと見ていてくれる誰かはこの世界に存在し得ないというーおそらく、この世界の健常者なら誰もが知っていながら、本当にはわかっていないことだった。
kana.iconなるほどね?嫌なことがあったら逃げられる、ということは、面倒事を避けられるってことで、人付き合いもそうだと、
kana.iconだったら大変だよ!100万回は入れ替わられてるわ
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