お遊さま
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【監督】溝口健二
【脚本】依田義賢
【出演】田中絹代
【音楽】早坂文雄
【撮影】宮川一夫
【美術】水谷浩
【製作】永田雅一
【制作会社】大映
【編集】
【配給】
【公開】1951
【上映時間】95min
特徴
大映に移籍したあとの第一作目である。
寺の壁を撮影のために塗り直したというエピソードもある。(https://www.kadokawa-pictures.jp/official/oyusama/)
冒頭ショットが秀逸。
OP
kana.icon なんか、雅楽みたいな音楽? こういうのの良さが全然わからない
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kana.icon 静止画だとわかりにくいけど、カメラも役者もズイーッと横に移動していく。セットとのかみ合わせがうまい。
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kana.iconこれは本当にすごいな。まじでずーっと重なっている。これ役者は苦労しただろうなあ
そして完全に、お遊さんに惚れてしまう主人公。「ああいう人をみせてもらわないと」 とすっかり勘違している。「で、どの人かわかってるわけ」 と、案外スピーディにネタバラシがある。
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視点ショットと思いきや、みてない
kana.icon お遊さん、煙草吸う。
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kana.icon このへんも好きだなあ。建物の奥行きみたいんものを感じる。
kana.icon えー、ひどい。妹に「最初私を見合い相手と思ってたみたいよ。目立たないような格好してたのに」 とかっていう。妹は「そりゃあどんな格好してはったって、姉さんは目立つさかいなあ」 とか言うしかない。かわいそう...
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kana.icon いつもこういう、ずいーっって撮るよね
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kana.icon こういうのもいいなあ。なにも、琴を弾いているのをいろんなとこから聞いているだけの話なんだけど、空間の奥行きみたいなものを感じる
なんなら、人がいない空間もうつっちゃう
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kana.icon「あなたが喜ぶことならなんでもしますよお」 みたいなことを意を決して言うのだけど、「だったら静さんをもらってやってよ」 と言われてしまう。かわいそ~。で、この後姿、下向きであった...
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kana.icon ここの左右に動くのもいいなあ。
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kana.icon 縁談のことどーすんのみたいなことを言うシーンなんだけど、遠っ。こんな遠くから撮るのー?
しかしお遊さんは悪い人だね~、親類も本人も縁談は決めかねているのに、「あの人なら兄弟が増えたみたいな感じだし、ぜひ」 って猛プッシュするのね。体面上どうしようもないけど本当は慎之介のこと好きなんだろうかって感じがする。
ああ、やっぱり遊さんが慎之介を好きと妹も思っていて、それで妹は「かたちだけの嫁で」 ということを言い出すのか
えー、それなのに慎之介は「つれないことを言うなよ」 みたいなことを言う。なぜ? せっかくお膳立てしてくれているんだから、姉に結婚を申し込めばいいのに。結局は近場のセックスが捨てがたいってこと?
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kana.icon 姉さんが幸せになればええのですとか言うけどぜんぜんよさそうではないな。
葛藤しているときは顔を背けて逃げてくね。下でも言われているけど
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kana.icon あららかわいそうな静ちゃん...
kana.iconまたわけわからん雅楽みたいな、能つったっけ? 歌いはじめる。なんかお経みたいだしまじでわからないね
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kana.icon このシーン、演技で出る緊張感が半端ないな。
女将さんに姉と慎之介が夫婦と思われてってシーン
kana.icon しかし、慎之介みたいな人いやだなあ。静ちゃんは、自分を好きになってほしいんじゃん。慎之介が姉さんを好きなままでは関係持ちたくないって言ってるのに、慎之介は別にもうきみでいいよ、姉さんは諦める (というか、今でも好きだけど義理のきょうだいとしてやっていくよ) みたいなことを言い出す。だからそういう半端じゃいやなんだって!
kana.icon 遊が里に帰ることになったのに、そっけない。(とはいえ、ずっと後ろを向いているから、やはり気になっているのかもしれない。)
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そして、実際に行ってしまってからもこれ。慎之介がなにを思っているのか、静は泣いているのに壁の後ろだし、イマイチわからない
kana.icon えー、最後の最後になって「あんさんをわたし一人のものにしたかった...」 とか言い出す。やっぱり、姉さんを好きなうちは一緒になりたくないって感じだったんだろうなあ。でも最後まで希望は通らずか。かわいそう。
お遊さんのほうは、相変わらず有閑夫人をやっている。琴をひいたりなんかしてね。
また囚われの身に...とか言うけども、やはりそれでもいい暮らしを取ったってことだよね。慎之介の家は没落する。これは遊さんは知らなかったということになっているのだけども、まあどちらにせよ、安定してるのはどっちだって言えばまあ自明よね。
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kana.iconやっぱりこういう配置になるんだね
kana.icon
なんかこの話全体が、もっと慎之介がしっかりはっきりしてたらうまくいったんじゃないの? という感じで不愉快。結局、「あんな人が求めていた人だ」 とかお遊さんのことをいいつつ、でも周囲がお膳立てするようになればいや...別に僕は...みたいなことを言い出すし、世間の目を気にせず婚家から奪うこともできないんだからしょうもないよ。静はなんかウジウジしていて嫌いだけど、どちらにせよお遊さんがかわいそう。しかしもしかして、静さんは、姉である遊さんのことを愛しているのではないかという感じがする。近親だし女どうしで一緒になれないから、あんなことをしているんじゃないかって
まあでもあれなんだろうな。遊さんは遊さんで、世間の目や社会的立場をとってしまう。慎之介も慎之介で、同じく社会的立場を取ってしまうという、そういうことなんだろうね。
そして、当時は今よりも「結婚」 は型があるものだったから、あえて結婚しない、というのがよいのかもしれない。
仕事と人生に効く教養としての映画で言っていたとおり、冒頭のシークエンスはものすごくよかった。
相変わらず、空間の使い方がうまいというのか、建物をぐるっと回るようなカメラがいいし、うまく建物構造つかっているなという感じがする。
能なのか? なんかよくわからない日本音楽みたいなのはマジでよくわからない
視聴 : 2022/2/18
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