FW:2023/09/25
1 20:47
創作のことを考えている。眠気の中やったり仮眠したおかげでちょっと掴んできた。
つまり紙のもので一度発想をしてから、詰まったらデジタル、キーボードで深めるというループが必要になってくる。
紙のメモの中で色々考え、散逸的になったものの中で、どうしてもここからはすすまないな、という気分になることがある。「いやーでもなぁ」とか「あーーー、なんか……」となって悩んでいるのだけど止まっている状態。これになったら、まずはこのようにフリーライティング状態を作る。頭で考えたり感覚的に直観で着想することが限界になったということなので、頭を働かせないまま手に思考させる。それで詰まった部分を解消させて、またノートに戻る。これを繰り返すことによってどんどん煮詰めていける気がする。
旅人の話を書いていて、
本当はここは「考えていて」だけど、どうやら僕はこの作業のことを「書いている」と認識しているようなのでそのままにする
これいいな。つまりぼくは今、きちんと小説を書くということをしている 旅人の話を書いていて、今詰まっているところは、まぁそんなもん無数にあるんだけど、目下の問題は神替わりの儀の詳細と、あと今考えている春のところのシーンのはまらなさなんだよな。
神替わりの儀に関しては、たぶんこれ作中の大きな軸になって、てか作中世界の中で大きな転換点、出来事として残るので、それがどのようなものなのかを詰めておきたい
季節の神がいて、それが代替わりする。代替わりする対象は人間の中から選ばれる。代替わりが行われないと、季節に関連する困ったことが起きる。主には、その季節の中にある困った部分が増幅される形であろう。
春の街では雨が上がらなくなり、夏の街では陽がどんどん強くなって、秋の街ではさまざまなものが朽ちてゆき、冬の街では雪がやまない
秋だけなんか様相が違うな。だから秋だけは不条理なのか?
あー!もう1!ここ大事なのに言語化がうまくいってないし、なんかごまかしてる感じがする。なんなんだほんとにもう。
問題は文化的にその神替わりの儀がどのような扱いをされているのかというところなんだよ
多分というか確実にそんなに頻繁に起きるものではない
でも伝承とかそういうのは残っているし、人間の中のひとりを犠牲にする=神へ成り上がらせることに対して、葛藤がありつつもそうするしかないみたいなことをみんな思っているのかもしれない
うーん。
結局どこが問題なんだっけ?忘れてしまった。なにかの問題があった気がするんだけど、書いてるうちに別に問題じゃないのでは?という気がしてきた。
エリオットが生き返って不死の存在になるのはこの神替わりの儀のチカラによって、なんだよね。それってどんな力なの、っていうのはある
最初に考えていたのはひとりが犠牲になることで何か願いを叶えてもらえる、みたいなことだったんだけど、どうやらそういうのじゃなさそうではないかな?と思ってきている。
いや、願いはかなってもいいんだけど、だって、神様になるんなら、その力を振るえるようになるじゃんか。なんでもありになっちゃわない?
代替わりする前の季節の神が継承の力が高まるタイミングで、権能を渡すのと同時、自らの存在を昇華させてひとつ願いを叶えてくれる、みたいなことか
で、神様たちの間ではそれが習慣というか伝統で、いわば「先輩にやってもらったから、後輩にもそうする」みたいな感覚なのかも
ひとつ考えられることとしては、そんな「願いを叶えてくれる」みたいな伝承があったら希望する人がいるだろうよみたいなところ?
でも、いや、そうか?現世的な願いは意味がないし、多分叶えられる範囲はその街の中のことだろう。
どちらかというと、理不尽さとか犠牲性みたいなのがちょっと失われるというのが難しいかな。特に、秋はこれらを理不尽だと思っているはずだからなぁ。
あと、冬も、此の感じで行くとたぶん、代替わりを拒否し続けた末に街がなくなったみたいなことだと思うから、「そんなんなら誰かいくんと違うんけ」みたいなのがあるかもしれん
でも季節の神だから、例えば冬の人たちが「寒さをどうにかしてほしい」みたいなことを言っても、それは多分叶えることが出来ないんだよな
季節の神の権能はあくまでその季節に付随するものをモチーフにしている。春の女神がエリオットを生き返らせたり不死としたりすることが出来たのは、春が輪廻と再生を司っているからだ。
じゃあ他の神の権能って何よ、みたいなところが出てくるので、その辺は短歌ならべたやつを見ながら考えることになるかな。夏は生命とか眩しさ、というのはわかりやすいけど、秋と冬はどのような権能を持つだろうか。
ふむ。やっぱり書いてるうちに設定が煮詰まってきてだいぶいい感じになってきた気がするぞ。
だいたい正解っていうか、「こうだろうな」という像は自分の中にあるのだ。それを一つのものとして表現しようとすると難しくなるが、側面から語ることによって浮かび上がらせることはわりと出来る。
目下春を書き始められないのは、雨のシーンと男幼馴染を出すかどうかみたいなところだなぁ。
長雨で体調を崩すエリオット、それを見て決意を固めるフローラ、みたいな構図だけで十分なのではないか?
説明役は必要かなぁ。
でもいらない、って言われても其れはそれで困る。ラストのことを居る前提で組んだから、春の街が旅人を歓迎していることとか、そういうのの辻褄がビミョウに……ううむ。
でもやっぱ語り継ぐ人は必要というか、いたほうがいいのかなぁ。ちょっと濁るような気もするんだよな。テーマである再会はその街それぞれにいたひとりのひとの影響と、みたいなところが主軸だから……うーん。こだわらなくていいのか?
いないパターンでどうなるか、というの想定してみるか。いいキャラなんだけどなぁ彼は。
いなくて困ること、なんだろう。書けるかな?と思ってたとことはズレるけど、どうせ説明としては地の文の語り手がやれるから、むしろ居たら文字数が増えすぎる気がする。
フローラを探すときに説明ができなくなるか、と思ったが、別にエキストラたちを地の文で出せばいいな
んー、神替わりの儀の伝承が説明臭くなる、みたいなのがあるかもしれない。かな?
んーいや、それはフローラが看病しているときの独白じみたセリフでどうにかなるな。
困るところとしては、「雨降ってる中出ていこうとする人を引き止める感情的な男」というオレの好きなヤツが書けなくなるぐらいか・・・・・・・・・・・
フローラの残した痕跡、をメインで語り継ぐような人がいないね、みたいなのはあるけどな
だから、ちょっと納得感が薄くなる気はする。
「いつか帰ってこい。オレは、待ってるから」みたいなのがない場合、帰ってどうするんだみたいなのは……ちょっとあって……
うん、その辺かなぁ。その辺がクリアできるなら、くだり的にはないほうがよさそうな気も。
対象が単一で関係がシンプルであるほど巨大な感情を向けやすいしな
それはそれとして、こんな感じで考えてると多分5万字とか余裕で超えるんだよね。どうすんだ?
語り方をもうちょっと考えたほうが良い気がすんだよなー。旅人が昔話をして、現代の中で戻ってくる、っていう終わり方だから、昔話のなかがあまりにも充実しているとちょっとよろしくないかもなみたいなのは多少あって……
でも季節に巨大感情があるのでぜんぶ書きたくなってしまう
春の話はともかく、夏秋冬の話はもうちょっと軽くやったほうが多分いいんだよね
あと、語り方でいうと、中の話を物語調で書いてると、旅人と少年の、現代での話がビミョウに進めづらいみたいなところがあるかもな
んー、時間経過とかシーンの切れ目とかで、説明の省略を兼ねて二人の会話をさせて、その中で旅人と少年の印象的なやり取りを書く、みたいな感じになるだろうか。
んー、そんな感じなきがする。
あとは夏、秋、冬の物語的なというか、個々が何を目指してどういう関わりかたをするのかみたいなところがー、ありそう。
冬はめっちゃ明確に決まっているな。忍び耐えて、とどまる人だから、小屋の中で話をしながら、彼の価値観に触れるだけでいい。
弔い終えた人でもあるから、彼が言う言葉は多分旅人がフローラのことをどう考えるのかというところに影響を与えるだろうと思う。
そして旅人の言葉が、彼が神替わりを受ける後押しになるのであろうと思われる。
とすると、夏と秋かぁ。
どうするかな。イメージはあるんだけど、詳細な人物像がいまいちないんだよなこの二人。
多分上であげた納得感のなさと問題点とかをどっちかにちょっと負担してもらう形がいいから、それが出来るような造形
まぁ納得感があるのは夏の行動力だろうから、夏だろうな。でも多分出来事のことを話せるのは秋に対してなんだよな。むずかしいもんだい。
めっっちゃめちゃ筆と思考が乗ってきた感じもしてくるけど、モバイルバッテリーが切れた
=携帯の充電も危うくなってくるので、いったん帰ろう。
考えつかれてもきたので、帰宅中はちょっと動画とか見るかな。こんなだけ考えてたら後ろ側で自動思考が働くだろう。
21:37 終了
けっこう今日で進展したな。いいぞ。
てかさ〜、こんなレベルのことをおれは昔言語化せずにやってたの?やばくね?
天才かよ
いや、まあ、たぶんその時期ノートに考え事を書く習慣があったからそれなんだろうね。
やはり紙は偉大かも
使ってたノートもよかったんだよな〜、左端にちょっと空欄があって、タイムラインみたいに日付と主題書いてから考えられたし。あのノートまた欲しいな。
世界の果ては近代的な建物たちの廃墟