中小企業技術革新制度(日本版SBIR制度)の見直しの方向性
public.icon
日本版SIBIR制度の現状と課題
https://scrapbox.io/files/623c28455bde90001d05c17d.png
日本版 SBIR 制度は、1998 年 12 月に公布された「新事業創出促進法」の柱の一つとして盛り込まれ、1999 年 2 月から制度の運用が開始。同法は平成 17 年 4 月に廃止され、中小企業の新たな事業活動の促進に関する法律(平成 11 年法律第 18 号)に統合。統合された同法は、平成 28 年 6 月に「中小企業等経営強化法」となり、現在の日本版 SBIR 制度の根拠法となっている。 国(独立行政法人なども含む)が研究開発の予算の中から、中小企業に交付することができる
その研究開発の予算で開発した製品を利用して、事業活動を行うことができる
単なる受託ではなく、研究開発の成果は自社の財産として活用できるtkgshn.icon
https://civichat.gyazo.com/79e86ce937074c6758cd33cd9e180f8d
中小企業・スタートアップにおけるイノベーションの重要性
https://civichat.gyazo.com/54f29628453b461b6dc834e7ca1e3188
例えば、米国の HHS(U.S. Department of Health & Human Service)では、支援したグラント(補助金)の合計金額に対して、支援先企業は 4,500%もの付加価値額を生み出すなど、優れた成果をあげている https://civichat.gyazo.com/3c2c7eb0c5ea91443c81b529c4743e75
https://civichat.gyazo.com/0531633677f0751135425c390ac91ed6
https://civichat.gyazo.com/e378f097c788f87459a0b2a1676f7a9a
日本はむしろ、補助金を出した後にパフォーマンスが下がっているらしい
日本版 SBIR 制度では、SBIR 制度として採択し、支援した企業の方が、採択されなかった企業よりもその後のパフォーマンスが下がっているといった指摘がある。
https://civichat.gyazo.com/5a921a07d336578ec8cd0d88ce073ebb
この制度が既存の大学への補助金などに上乗せされているだけで、スタートアップ等への直接的な支援になっていない
こうした場合には、大企業等と同じ基準で実施体制等が審査・評価されることから、実態として中小企業等の採択は少なくなるなど、各省庁が支出目標を達成するための積極的なアクションが起こしにくい面が少なからず存在しており、中小企業等向けの支出機会の増大に限界が生じてきている。
https://civichat.gyazo.com/66047189b2e33c30aaa68938b113da9d
その他流し読み
https://civichat.gyazo.com/e1afb28e5ac5e929c4c242a107e1aee4