干しか
「昔からのおいしいものは残しておかんといかんねえ」
干しいもを叩いたら柔らかくなる。
保存するにはカチカチになるまで干すのがいい。
でも「はんび(半生状態)」が一番うまい。
「干している最中が一番うまい。」
お芋に穴をあけて、軒先にのれんのようにぶら下げちょった。
子供の頃は「はんび」の時に抜いて食べた。
わからんように間をずらして、空いた所を埋めておいた(笑)
ほしかは芋を茹でて干してもできる。
茹で汁をにつめると りょうせん という芋水飴ができる。 (追記)
「朝湯がいて、乾かす。僕ら学校から戻ってきて乾いちゅうの(を)食べるんやわ」
「乾燥したら、小豆と煮たらまたこれがうもうて。腹も張る(いっぱいになる)し、ご飯も少のうてすむし。」