蛋白尿
【問診】
【身体所見】
年齢・性別:若年男性
身長・体重:やせ
既往歴:肺癌(シスプラチンの薬物療法)
【検査】
早朝尿検査(=安静時尿)
随時尿検査(=活動時尿)
尿検査:尿蛋白,尿糖,尿中β2-ミクログロブリン,
血液検査:血清尿酸,血清K,血清P,動脈血HCO3- (→近位尿細管での広範な再吸収障害)
【鑑別】
体位性尿蛋白
尿細管機能障害・間質性疾患
Fanconi症候群尿細管性蛋白尿(β2-ミクログロブリン高値),腎性尿糖,低尿酸血症,低カリウム血症,低リン血症,近位尿細管性アシドーシス(アニオンギャップの増加のない,高クロール性)