神経線維腫症1型
#皮膚科
●常染色体顕性遺伝(優性遺伝)と突然変異による孤発型が半数ずつ発症する.
●café au lait斑と神経線維腫多発が主徴
【症状】
出生時:カフェオレ斑(遅くても2歳までに出現し,10歳前後から急激に増加)
幼児期:雀卵斑様の小さい褐色斑(小レックリングハウゼン斑)
学童期以降:骨・関節の異常として側彎
思春期以降:神経線維腫(95%以上の患者にみられる)
●皮膚の他,目,骨,神経系病変の合併
骨病変(脊椎側彎,頭蓋骨・顔面骨の欠損など),眼病変(虹彩結節,眼底病変),神経系(脳脊髄腫瘍)
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