拡散能
COが赤血球にO2の200倍以上結合力が強いことを応用して、ごく微量のCOを吸入させ、呼気中のCO濃度を測定し、「COの消失率」として測定する。
→肺胞壁の厚さ、面積(肺気腫)、赤血球の量(貧血の有無)、毛細血管の血流(炎症の有無)などの影響を受ける
間質性肺疾患・肺線維症では、間質(肺胞壁)が厚くなり、酸素の取込みが障害される。CO2の拡散能はO2の20倍あり、影響を受けない。 【検査】
通常の呼吸→一気に吸う(CO入れる)→10秒間の息こらえ→吐く(750mlはwashout、1000mlをサンプリングする。少なくとも500-500ないと)
手術前チェック、びまん性の陰影があるとき(COPD、間質性肺炎)