後腹膜線維症
●腹部大動脈を中心とした後腹膜腔に炎症性細胞浸潤と進行性の線維化をきたす疾患.
●特発性と続発性(癌,薬剤性など)があり,一部はIgG4関連疾患に含まれると考えられている.
●尿管圧迫による水腎症や,下大静脈・リンパ管閉塞による浮腫を呈する.
【治療】
ステロイドや免疫抑制薬を投与する.
尿路閉塞に対して外科的治療を行うこともある