好酸球性胃腸炎
#腹痛 授業資料より
数か月前からお腹痛い、、下痢もある
【症状】腹痛、下痢、嘔吐。時に蛋白漏出性胃腸症を合併 *好酸球の浸潤が筋層に及ぶと便秘、漿膜に達すると腹水
【診断】➀、②or③ *厚労省科学研究班/難病情報センターHP
➀症状を有する
②生検(数か所以上で)|胃小腸大腸。粘膜内に好酸球主体の炎症細胞浸潤が存在(20/HPF以上の好酸球浸潤)。*他の炎症性腸疾患を除外することを要する
③腹水穿刺|腹水が存在し腹水中に多数の好酸球が存在
4.病歴|アレルギー疾患(喘息など)を有する。*有さない人もいる
5.血液検査|末梢血中に好酸球増多。*日本では3割で認めない
6.CT|胃、腸管壁の肥厚。*無い人が多い
7.内視鏡検査|胃・小腸・大腸に浮腫・発赤・びらん。*実際はさまざま。無い人もいる。肉眼的に正常なことも多いので生検が必須。
8.治療|グルココルチコイドが有効