2021ベスト | taizooo
ちょっとずつ書く
86,087分
https://gyazo.com/5c4f0a884f0ff9d082cdc8c507ea2475
2021年、 Spotify の再生時間とのこと
86,087分 ≒ 1,435時間 ≒ 60日分
1年の16.4%に相当する
川は流れてどこどこ行くの (流れの話)
2020/12~2021/4
https://gyazo.com/fecb0e3a878e2bc8ca099a2088e962b8
2020ベスト | taizooo にあるように、2020年にプレイヤー・ピアノからプリペアド・ピアノへという流れで、ジェルジ・リゲティ、コンロン・ナンカロウ、そしてジョン・ケージと繋がった 2021/4~2021/6
https://gyazo.com/8292547a5fb169c98c9c23f323b4ea50
https://gyazo.com/3099b45ef34be8ddd3a0d6ab6ea6e63c
https://gyazo.com/d9a1cd85e3fccd29d3b29f260cdb2c02
2021/6~2021/8
スクエアプッシャーことトム・ジェンキンソンがこう言っていた
ということで、コンプリート・オルガン・ミュージックを全部聴いた
Glenn Branca
2021/8~2021/9
彼は現代音楽の分野にエレキギターを主楽器にした曲をもたらした最初の作曲家のひとりだった。むろんそのことが彼の価値を高めているのではない。現代音楽うんぬんを権威づけに感じたならご容赦いただきたいが、ブランカの耳を聾するばかりのアンサンブルには権威を吹き飛ばすほどの音圧があった。その中心はギターである。
https://gyazo.com/e66f3d742ec33c3f6cb200f277ce5260
2021/8~2021/9
2021/9~2021/10
BBC Proms のプログラムで発見した
Julias Eastman
2021/10
Unjust Malaise | Julius Eastman
https://gyazo.com/2119209e5f88d80c4caeaf7587905a1e
2021/11~進行中
2021年におけるベストとは、
https://gyazo.com/609691a5d8c6875d74018f7b5fe5040a
なぜか一番最初に聴いたのが1915年のファースト・ヴァージョンで、世間一般では1919年のファイナル・ヴァージョンが標準らしいけど、耳がファーストになってしまっている。結構、違う、というか全然、違う
ファーストでは全部で4楽章あるのがファイナルでは第3楽章と第4楽章を一つにまとめて切り詰めていて全部で3楽章になっている
「みなさんがラディカルだと思う人たちは、ほんとうは保守的かもしれません。保守的だと思う人たちは、ほんとうはラディカルなのかもしれません」。そしてシベリウスの第五番をハミングし始めた。
テリー・ライリーの "You're Nogood" はインターネット・スターのあの人のツイートから
youpy サン
https://www.youtube.com/watch?v=75QFsgDMHDM
テリー・ライリーは The Harvey Averne Dozen の"You'er Nogood" をズタズタに引き裂いて、 MOOG と2台のオープンリールで継ぎ接ぎに繋ぎ合わせた。1969年、ブロンクスがブレイクビーツを発見する遥か昔の話だ。カットアンドペースト。コピー、エディット。ハレルヤ。わずか3分のその曲は、延々と交互にループで引き伸ばされて、最後、ノイズにすっかり覆われてしまった。
アレックス・ロス「20世紀を語る音楽」にはこのようにあった。「音楽はときとしてノイズに似ている。なぜなら音楽はまさにノイズだ」「どこにいようと聞こえてくるのはほとんどノイズだ。ノイズは無視するとかえって邪魔になる。耳をすますとその魅力が分かる」
テリー・ライリーは in C も良かった
in C 最高だな
Four6 ということは4人の演奏者による楽曲の、6番目の作品ということ。ソニック・ユースをはじめいろんな人が演奏している。おなじ楽曲なのに演奏者ごとに全然違う音楽になっている。楽器が違ったり、人間の声もあったりする。楽器じゃなくてテープ再生(レコード?)だったり、電子音だったり。
楽器、鳴らす音は演奏者に任されていて、作曲家はなにがしかのシーケンスだけを指定しているのだ
https://gyazo.com/a869129253a7ce50cfe59034c539eb5d
https://gyazo.com/897549eaeb69e7140b7af3cbc4f11344
spotify にある Four6 を集めたプレイリスト
https://gyazo.com/c11fa7d91c9c2788e27c666f30ad32ff
Vol.42 A Cage of Saxophones Vols. 3 & 4 (mode 222/23, specially priced 2-CDs)
https://gyazo.com/845ea6d47bae363ddf2f35d5eae13f8d
https://gyazo.com/6f8e240cd1f0087c030598ebc4bad7f0
続いている
https://gyazo.com/3a6adb635ffe09aed9eaadf669ecdb12
2021/12/17 現在 66個ある
1) 1曲目はちょうど1年前のプレイリストから選ぶ
2) 全部で60分
3) 同じ演奏者、アルバムから2つ入れない
4) 同じ雰囲気で3曲続けない
5) 知ってるヤツより知らないヤツ
6) 外すときは好きな曲から
7) チャンスがあれば大いにパクる
1曲目を選ぶルールは2年目に突入するときに変えた。最初の1年は
1) 1曲目は「心のベストテン」(好きとか嫌いとかの外側にある曲)から選ぶ
というルールだった
新しいルールによって毎週金曜日には、1年前、ちょうど52週間前のプレイリストを聴くという新しい習慣が出来た
1年前と全然違うように感じたりして、1年間の自分の変化を知る、という機会になっている
2021年における「新しさ」とは?
いつも「ベスト・オブ・ザ・イヤー」とか言いつつ全然新しくないので、ここにある「新しさ」について考えたい 月曜日の夜は新しい夜(習慣の話)
普段追っかけてるのがクラシカル・ミュージックなので、「今週末のプレイリスト」には「古さ」と「新しさ」が混ざるように、みたいなことを考えている(いや、考えているというほどは考えていないけど、結果、そういう選び方になっている) で、その「新しさ」を聴くのが月曜日の夜だったりする。月曜日の夜の twitter のスクリーンショットを追うとそれがわかる
(タイムライン遡ってみたら、新しい感じになったの、2021/4月あたりからだったな)
https://gyazo.com/59a01a9717a6b8f04df7230355769f52
2021/9~2021/10
バルトーク・ベーラ 繋がりで読み始めた
20世紀の音楽には100年前の音楽も含まれる
100年前のことは、大抵の人は知らない。なぜならまだ存在しなかったから
「現代音楽」、「前衛音楽」という名の「古い音楽」
「現代」とか「前衛」とか、新しくない?
新しくて古いものがあるなら、古くて新しいものもあるはず
https://gyazo.com/b9834713d0f66d7f7d352ff47a7bc75c
新しさ vs 生きる と 愛 vs 力
人間には、新しさを求める本能がある、という話
「退屈」という不快情動がある、という話
実は、この感情、情動における「新しさ」という概念には「時間」という要素は一切ない
ここでいう「新しさ」というのは「変化」を意味している
新たな知識の獲得や新たな運動技能の獲得がもたらす快情動
自己の「変化」を指す
ポップ中毒者の精神
「ポップ」に含まれているものって、その時代とともにある、っていう感じかな、と。だから「ポップ中毒者」の場合、共にあるというよりは、もっとこう、時代から箱乗りよろしく上半身を乗り出して、目をカッと見開いて、真っ赤に血走らせて、風をビュンビュン切り裂いて、真正面に対峙してる感じかな、と。でもあくまで「ポップ」なので悲壮感もさらっさらなく、軽々とした雰囲気で
「それまでの常識がひっくり返るような新しい眼鏡のことを『ポップ』と定義するなら」
「20世紀を語る音楽」で明らかにされたように、作品は時代と切り離されて存在することが出来ない
ここで、「作品は」を「作者は」と言い換えてもいい
「同時代性」
同じ窓の外のノイズにさらされている作者、演奏者たちと作品を介して接続する意味というか
わたしは匿名である事と作家の主体性の破棄が展示のテーマです 鑑賞者が作品をカット・コラージュするという偶発性を作品のコンセプトに取り込んでいますので展示での在廊できません
同じ時期に、同じリブログ文化圏を通過した彼(はくいきしろい)と共有出来る感覚、みたいな