小説の森散策
#関連書籍
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書誌情報
ウンベルト・エーコ著、和田忠彦訳、岩波文庫、2013年
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内容
ノートン詩学講義の講義録、結果的にイタリア人としてはじめて教壇に立つこととなったエーコは、その講義のはじまりにあたって、本来ならば彼よりも先にそこで話していたであろうカルヴィーノへの言及を行っている。
また講義の中で彼は、カルヴィーノが掲げた「速さ」の概念をてこにして、小説における語りの特性を説明してもいる。
カルヴィーノとエーコの間に持たれた親交については、和田忠彦『ヴェネツィア 水の夢』に収められた「見えない円環」においても触れられている。
#アメリカ講義_新たな千年紀のための六つのメモ