社会的孤立を予防するPoC
/emoji/twitter.icon 【公募】✅SOLVE for SDGs新規枠のプレス発表
「SDGsの達成に向けた共創的研究開発プログラム」の中に、新たに「社会的孤立・孤独の予防と多様な社会的ネットワークの構築」に取り組む新規枠を立ち上げ、研究開発提案募集を開始しました。
つまり、元々はある程度SDGsへの取り組みを推進する取り組みがあった 今回新しく、社会的孤立に焦点を絞ったコース?を作った 概要
募集期間
令和3年5月20日(木)~令和3年7月20日(火)正午
研究開発期間・規模
(1)スモールスタート(可能性検証)
注1) 研究開発期間:原則1年半 研究開発 費:1,200万円/年(直接経費)程度上限 ステージゲート評価
注2)にて、研究開発の継続が妥当と判断された場合、以下の本格研 究開発に移行する。
(2)本格研究開発
研究開発期間:原則3年間 研究開発 費:スモールスタート期間の予算規模と同程度~2倍程度の想定
議論
最初は1年半で1,200万円出すけど、うまく行ったらもっと大きくなるかも みたいな感じなのかしらtkgshn.icon
koichiro Shiratori.icon趣旨にぴったりの助成で、助成額も1,200万円/年などと十分ですね。私でもe-Radの研究者番号は持っているので、応募することはできますよね。 2. 最も幅広い層にアクセスできるであろう「教育現場」において、当該システムを使ったアクティブ・ラーニングによる福祉教育を行う(当初はできるところで)
3. 希望者はそのままシステムとの友達登録などを残しておいてもらい、困難が生じたら使用する
研究としては、①アクティブ・ラーニングの福祉教育効果(理解度)の測定、②システムの利用データの分析、などで成立するのではないでしょうか。
申請できるほどの体制を組めるならば、7月までに申請した後、助成決定を待たずに始めてもいいとは思いますが……
コメント
これめっちゃ良さそう、まさに助成が決定する前にやっちゃっていいと思うtkgshn.icon
社会的排除はある社会的領域における排除が別の社会的領域における排除に連鎖していく過程を捉える概念である。たとえば貧困(経済における排除)は社会的孤立(社会における排除)につながりやすい。本研究プロジェクトでは、その連鎖の累積過程に着目し、なぜそのような過程が生じるのかを、コンピュータ上に仮想社会を作り出すエージェント・ベースト・モデルとインターネット上の人々の言説を分析するビッグデータ解析により、解明した。その結果、累積的排除過程の背景には、各社会的領域における制度の連結が整合的でないことと人々の言説の分極化が存在することが明らかになった。
「子どもの貧困」問題の解決には包括的で重層的な支援が必要であり、その支援を提供する地域社会を公私連携・協働を促進するなかで作り上げること(再生)の重要性を明らかにすることを目的とした。研究成果としては、京都地域未来創造センター(KIRP)ブックレットNo.6『現場からみた「子どもの貧困」対策~行政・地域・学校の現場から』(公人の友社、2018)を公刊し、「子どもの貧困」対策の全国的な取り組みの参照マップとして活用が期待される4つの要素の摘出と関連について指摘するとともに、「学校プラットフォーム化」において重要な位置を占めるスクールソーシャルワーカー配置に対する提言を行った。
孤立のメカニズムの解明では、孤立者が好む労働環境と生産性の検証のために、申請者が職務とする生産工学で主議 題となる並列vs.直列の2つの生産システムを応用した実験を行った。次に、ベーシックインカム、セービング・ゲートウェイ、これらのポリシーミックスを基盤とした理論的な制度設計を行った。次に、アセットベース福祉型の社会保障制度として、一時的金銭保証と長期的な貯蓄もしくは政府給付に基づく金銭保証のどちらがエージェントの疑似的孤立に影響を与えるのかを分析した。実験の結果、貯蓄率、政府からの給付の時期は有意に働いた。