DAO
DAOとは
Decentralized Autonomous Organization。「分散型自律組織」。たとえば株式会社という組織では、株を所有する株主が意思決定権を持つが、分散型自律組織の場合では、「ガバナンストークン」を所有する人が意思決定権を持つ。
DAOの歴史
2013年 ビットコインの組織体系をDAC(最後のCはCompany)と名付けたことから始まる。
2016年 投資DAOの最も有名なユースケース「the DAO」が数百億円あつめたことで注目を浴びる。
しかしスマコンにバグが見つかり50億円盗まれた。
2018年 セキュリティ性が増し、徐々に投資DAOがまた注目されるように。経済的な利益よりも社会的課題を解消するdAppsに投資するMolochDAOやGrantDAOなどが出始める。
2020年 DeFi 2021年 NFTが爆発的な人気に。NFTを共同で購入するNFT DAOが注目される。
DAOの種類
プロトコルDAO:DeFi Protocol群を中心に発展しているDAOのこと。現在もっともうまくいっているDAOと言われている。このDAOは、コアチームからコミュニティにProtocolの権利を徐々に移行させ、将来的にはコミュニティ主導で自律的に運営される理想的なDAOを目指す傾向にある。Maker DAOがまさにそれを早期から謳い、取り組んできたプロジェクトと言われている。
プロダクトベースDAO:これから注目を浴びそうなDAO。資金の管理や人の活動など、手続きを簡略化させるために設立されるのが目的。今後ユースケースが増えるのではと予想されている。
インベストメントDAO:NFTを購入するためにDAOが組まれたり、モノを買うために設立されるDAO。2021年から注目されている分野。
ソーシャルDAO:ユースケースはFWBなど。おもにメディアDAOなどが含まれる。