MC612-2
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下着兵廠による六号戦車。六号二型。
しばらくnori重工製のnori転輪を用いた戦車を多数研究開発していたが、nori転輪自体に耐荷重性能の欠陥などが見つかり、複雑高コストながら信頼性の高い六号履帯での開発に一度戻った。
従来より台形履帯はコストが高く満足に砲塔にコストを割けないと(社内で)されてきたが、その中でもコストの高い六号履帯で縦連装砲塔の搭載を成功させたのは輝かしい成果と言えよう。
従来、特に5号時代の途中から転輪への延焼を抑えるためにどうしても正面装甲が前に突き出すようになってしまいがちだったが、装甲のうち履帯が担う面積を縮小、代わりにセンサーを装甲パーツとした。これにより正面装甲を車体内側に多少寄せることが可能となり、結果としてコスト削減に繋がった。重量バランスの改善にも繋がり、常時反トルクの使用を要する事態も免れた。フレームに用いたブロック数自体は妥協していないため、強度も申し分ない。
同時に、あまりに重心から離れ、接続部が貧弱故にあまりその効果を発揮できていなかった反トルク装置も車体内側に完全に内蔵した。この部分の設計には非常に時間を要したが、弱点ボムへの燃焼もない安全かつ好効率な反トルク操作を実現した。
ついでに、キー設定も変更した。今まで履帯操作をするRFYHの間にあるTキーを照準としていたのをJに移動させ、
空いたTGをトグル操作とした。戦闘中でも満足にトルク操作が可能である。
かねてより指摘されてきた台形履帯の重大欠陥、股抜きも多少の対策を施した。車体裏面の丸太が弱点ボムへの直撃を多少抑えることに貢献する。
バイポッドも搭載しているため、遠距離射撃も多少可能。
欠点として、整備性が死ぬほど悪い。
コストの削減を重視しすぎた結果、車体フレームのうちの結構な数の接続が0.1動かしただけで、5度回しただけで外れたりする。
また、強度も申し分ないとは書いたものの、設計上正面装甲に受けた衝撃がほとんど受け流されずに砲塔回転軸のうちの一つに集中する。撃ち合いのあとには間違いなくHPが少し削れていて、大抵の場合それは砲塔回転軸の正面が取れたせいである。前述の整備性が悪い問題により直すのがめんどくさい。一応、他の接続が多いから射撃・運転ともにそこまで影響はないはず。
あと、ロジック用のブロックを装甲に使っている屈辱感がどうしても拭えない。多分この設計が今後に引き継がれることはないだろう。次は直線履帯戦車かな。そろそろやると言い続けてるし。
table:操作方法
R 左履帯前進
F 左履帯後進
Y 右履帯前進
H 右履帯後進
矢印キー 照準
J 照準カメラ
C 通常発射
Z バックブラスト
X 主砲のみ
T-G 反トルク
U-I バイポッド展開・収納(収納は前進キーを押しても行われる)