アルコール
口から入ったアルコールは胃で20%、小腸で60%吸収させる。
血液に溶け込んだアルコールは肝臓へ運ばれ2段階にはけて分解していく。
はじめにアルコールからアセトアルデヒドに変える。これは、体には有害で顔を赤くしたり動悸や頭痛を起こす。
次に無害な酢酸へ変える。これが体をめぐり時間をかけ二酸化炭素と水に最終変化をし呼気や尿や汗となり、体の外へ出す。
肝臓は、いわばアルコールの分解が行われる「処理工場」。
その分解スピードには個人差がありますが、一般的に体重約60kg~70kgの人で1時間におよそ5g~7g程度といわれています。ビールロング缶500ml1缶(アルコール含有量20g)のアルコールを分解するには約3~4時間かかるということになります。
体質的にお酒に弱い人や女性は、分解にさらに長い時間がかかります。