サンプリング
インスピレーションは要素ごとのミクロなサンプリングとみなせる。
作曲と音響の脱構築が可能なら、音響的なサンプリングと作曲的なサンプリングの対立も崩せる気がする。 例として、西洋音楽の伝統的な三要素+音色のサンプリングを考えてみる。
音色のサンプリング
短音の音色をサンプリングして新しい旋律を当てるアプローチはすでに一般的。
和音/メロディーのサンプリング
このパターンではリズムが強く影響しているうえに、前後の文脈が重視される点でカットアップらしさはない サンプリング的、あるいはカットアップ的な手法として解釈するならば、前後の文脈を裁断して無視するという方法も取れる。 ヒップホップのサンプリングにみられるリリースのぶつ切り感は、より裁断らしさを強調しているように思う