GTD
GTDは次の5つのステップで構成され、これを1週間など一区切りごとに繰り返す1。 収集:頭の中にある「やらなければならないこと」「気になっていること(問題)」を紙などに書き出す。作業中のメモ書きなども参照して、問題点を出していく。
処理:書き出した内容を、手順に添って、分類しリスト化する。
整理:リストを自身がスケジュール管理に使っているツール(PDAやシステム手帳など)に入れ込む。
見直し:自分の状況や状態でそれらが可能かどうか見直し、検討する。
実行:リストアップした「出来ること」を順次片付ける。
こういった作業を行うための手順の見直しをステップを追って行うことで、「あれもしなくちゃいけないし、これもやらなきゃいけないし…」といった混乱した状況から脱して、着実に作業を進めて行くのがGTDである。こういった手法は、一見仕事が連続した作業の繰り返しで「ここからここまでが1単位」という見通しがなかなか立て難い状況で役立つとされている。