TOK
TOKは、
①自分の思考をメタ的に捉える(≒客観視する)練習を生徒にさせている
②同時に、そういう思考のためのフレームワークを生徒に提供している
体系化されたフレームワークを用意することによって、一部の分野にメタ的捉え方が偏らない様にしている 人文科学も数学も文化もカバー(AOK Areas of Knowledge) 例: ニュースで政治家AがXと言っていて不快に感じた時
「不快」というEmotionを得たのはなぜ?
内容Xに論理的間違いがあるから?
内容Xが自分の信条と合わないから?
「政治家Aの言うことはうさんくさい」というshared knowledgeが存在するから?
みたいな事を考える
(なんかあまりしっくり来ていないので、非IB生に説明するときにわかりやすい例他に思いついたら書いてほしい@axokxi.iconaka.icon)
例えば倫理だったら、死刑が良いか悪いかではなく、それの判断の仕方について考える
相対性理論そのものではなく、アインシュタインがどうやってそれを考えたかについて考える
Scope, Concepts/Languages, Methodology
TOK Essayの課題
事例(RLS)を4つ紹介して自分の根拠のあまりない意見を書いてるだけな気がする
一つの場合においてclaimがtrue, 一つの場合においてclaimがfalseなことを示しただけじゃ限界がある気がする
まあ、現実の事象をgeneralなメタ的トピックと紐づけるトレーニングなのかな
それなら価値大きいと思う
https://gyazo.com/b95a5bb7c497faa4f7459633e46e6c7c
https://gyazo.com/c714bf035fca9d61c49d38f126da5eb1
TOKでWOKっていう概念を提示されたことが、それ以前の論理的思考至上主義的な考え方を改めるきっかけになったなーと思ってる 7つのうちの一つでしかない
TOKの学びとして、「専門性は知識だけでなく能力(手法)も含む」(専門性はmethodologyにも宿る)ということもある気がする
知識を得れば専門家になれるわけではない(クイズ王はスーパー専門家ではない)
ある意味これがIB科目と一般科目の違いにもなってきそう (not only 知識)
IB History: Criticalなものの見方を身につける
IB Sciences: 実験を組み立てる能力を身につける
こういうことに気づくと、TOKはIBのCoreなんだなーと改めて思う
意識しないと曖昧になってしまう定義や前提を、明示的に考える感じ