未踏 12/26報告原稿・FB・今後の方針
今後の方針
とりあえず、冬休み明けまでには
Honk式を導入
AVPlayerをちゃんとする
先生側にも取り組み始める
というか、「とりあえず出せるレベル」にする
Feedback
今回のプレゼンだと、部分同期的な体験で実際どういう体験/価値が生まれるのかが伝わらなかった
i.e.: 「目指す形」(弾性同期)がなぜ重要なのかをクリアに
多分、「隣の人と会話するような感覚」という表現が一番的確なんだろうなと思った
ただ、やっぱユーザテストベースで話したいなと
次回は、もっと具体的な話(ユーザテストの例とか)をしようと思った(反省)
懇親会
drinamiと藤井PMは厳しめのPMらしいw (未踏Adv、去年の人より) 今年は丸くなったみたいな話も聞いたけど
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ぐんま国際高等部11年の青山と言います。
概要について説明したあと、進捗と相談させていただきたいことについて話します
プロジェクト名はこういう名前になっていますが、ノート要素はほぼなくなっています
概要
ひとことでいうと、生徒間対話の同期と非同期が融合した形で、授業映像を視聴するiPad用アプリを開発しています。
まず背景として、
Zoomなどの同時双方向型、同期的な授業では個別に映像再生位置操作ができません
オンデマンド型の非同期的授業ではそれができるが、生徒間対話を保つのが難しい
というトレードオフの関係があります
このプロジェクトは、生徒間の同期と非同期を融合することによってそのトレードオフを壊すという物です
そもそも同期とは何かという事についてですが、「情報の同期性」&「時間共有感」の二つの要素に分けられると思っています 情報の同期性は、名前の通り情報が双方向に共有される事です。生徒同士の間で意見とかを共有したり、感情を共有したりというイメージです。
「同期感」と書いた方は、良い表現がまだ思いついていないのですが、時間を共有しているという感覚はなんとなく伝わるんじゃないかなと思っています。
これは仮説なんですが、時間方向の解像度が高い方がこの感覚が高まると思っています。
実際に、非同期的な映像の時間操作を可能にしたまま「情報の同期性」と「同期感」をどう保つかというと、
情報の同期性については(((グラフを説明)))
同期感については、もちろん同期している部分では同期しているので問題ないのですが、ここのような特に誰とも同期していない部分では、ニコニコ動画のコメントみたいなイメージで、過去のコメントとかと擬似的に同期感を感じるような仕組みにしています
で、先程の時間方向の解像度が高いものとして、手書きの文字による対話を選んでいます。手書きの文字が書かれている過程も共有されることによって、同期感を生むことができると思っています。
では進捗報告の部分に入ります
生徒間同期について
各デバイスが、他のデバイスの再生位置をみて自分の速度を調整するというシステムになっています。
その調整する方法について、前回の会議で簡単なモデルを見せましたが、
その後色々な方法を試して、今のところ一番理想に近いのがDBSCAN風のクラスタリングを使った物です
同じクラスタ内の線に強く引き寄せられて、他のクラスタからは弱く引き寄せられるみたいな感じになっています
スタート地点をランダムに生成した例がこの三つで、
こんな感じで寄ってほしいところで寄りつつ、離れすぎているところと無理に繋がろうとはしない、という風になっているので結構理想系かなとおもっています
でこっちの再生速度グラフも、ゆるやかに変化しながら同期へと向かっているので良い感じだとと思っています
次にユーザテストについて、
正直実験を急がないといけないという意識が作業の過程で抜けかけていて、稲見先生の先日のメッセージで焦り出しました
で昨日一度テストしたので、その話をします
先程のDBSCANベースの再生速度コントロールを試しました
ユーザテスト前に各視聴者の再生位置をモニタリングできるような物を作ったので、先程のグラフを実際のユーザテスト時のデータで描いたものがこんな感じで見れます
シミュレーションと同じように、元々非同期的に見ていた人たちがだんだんと近づいて同期しているのが見えると思います
二個目のグラフは同じグラフのマクロな視点もので、一個目でこう別々に伸びていた部分が1分ほどするとこうくっついているのがわかると思います
結構クラスタリングのパラメータとか勘で設定していたのですが、思ったよりうまくいきました
一つ気になった点として、非同期的な再生位置の操作、映像を止めたり巻き戻したりというのが想定していたほどなかったというのがあって
その理由としていくつか考えられて、
あくまでもユーザテストだから授業の内容にそんなに興味がないとかそういう理由だったら良いのですが、
前回の会議で紹介した、相対的に映像の位置を操作するUIが使いづらいとかだと困るなと思っています
これについてはフィードバック待ちです
あと、稲見先生がいうドキッとする感覚については、ユーザーとしては普段通り同期的に見ているだけなので、特にそういった感情は生まれなさそうと思っています
ただ非同期的な操作を可能にしつつ違和感なく同期感を与えられているという事なので、それで良いのかなと思っていて、
後、使った後とかに種明かしのような感じでこのグラフとかを見せて実は同期していたというのが分かればそういう驚きとかも与えられるかと思います。(少なくとも自分はリアルタイムでこのグラフが伸びていくのを見ていて、結構そういう感情はありました)
あとその他の進捗については、
UIとか映像プレイヤーの細かい不具合修正を色々やっていて、だんだんまともに映像が見られるアプリになってきました。
ただそれでも昨日のユーザテストで配信が見れないという人が1人いたので、iOSの映像配信難しいなーと思っています
もし詳しい方がいたら相談させていただきたいです。
あと映像処理というほどのものでもないのですが、授業スライドでアニメーションが出てくる部分を検知して、そこに書き込まないように警告するみたいなものの実装にも取り組んでいます
進捗はこんな以上で、その他に話したい点については、
まずApple Pencilを持っていないユーザーがこのアプリを使うときについてなのですが、
流石にApple Pencil所持者しか授業で使えないとなると使われにくいと思うので、iPadを持っていれば使えるようにしたいと思っています
で、手書き文字を使わずに最初話した「同期感」を実現する方法を考えていたのですが、
つい先日リリースされたHonkというアプリがすごい参考になるなーと思っています。
こんな感じでタイプ中の内容が常に相手に表示されるみたいな感じのアプリで、入力のプロセスが共有されています
この「同期感」の出し方がすごい良いなーと思っていて、いっそこれを真似しちゃって良いかもと思っています
映像視聴中に自分の吹き出しにタイプできて、それが他人と同期的・もしくは擬似同期的に共有されるという形です
🤔 マクロな話
こういう同期の形は将来的に授業以外にも応用できそうだと思っていて、
でまあ話の分かりやすさとして、「疑似同期」とかみたいに「なんちゃら同期」という名前をつけたいと思っていて、今のところ「弾性同期」という言葉が良いかと思っています。他に案があればおしえていただきたいです。
で、あとこの弾性同期(?)について、
まだ本読みかけだったり知識不足な点はあると思うんですが、時間論の話とかを探してみると
時計が普及していなかった中世とかだと場所によって時間もバラバラで、離れた地点間の同期が取れていなかったみたいな話があって
でだんだん電車が生まれたり電話ができるようになったりZoomとかがうまれ、世界の距離が小さくなったことによって同期性が必要になってきて、世界が同期的になってきた
Kinetoは、同期性を保ったまま昔の非同期的感覚に回帰するみたいな事が言えそうなのかなと思っています
だから何だという感じでもあるのですが、まあ話のネタとしてこういう位置付けができるのかなーと思っています
今後の予定
ユーザテスト
冬休み明けまでにはPencilを持っていなくても使えるようにするつもりなので、その後自分の学校の授業で試そうと思って先生に連絡しています。
で、とりあえず自分の学校で成り立つのが確認できたら、他の学校の先生などにも連絡してみようと思っています
Testflight
最終発表会
具体的な流れなどはまだ組めていないのですが、今考えていることを話しておきます
まず、App StoreもしくはTest Flightで配布できるようにして、発表の一部もしくは全部をアプリでも見れるようにしようかと思っています
あとは流れとして、プロジェクトの概要/使用例を説明した後、弾性同期の将来的広がりを説明するという形にしようと思っています
相談したい点
XX同期の名前
Honk的コミュニケーションの導入について