基礎情報学の射程 ―知的革命としてのネオ・サイバネティクス―
現代の情報社会を特徴づけるグロテスクな裂け目とは何だろうか。それは、ウェブや携帯情報機器をはじめ急激な技術革新によってますます加速されていく、社会の表層における変容ぶりと、一方、その深層で蔓延する癒やしがたい学術的停滞のあいだの暗い溝に他ならない。
「情報に関する基礎概念」を検討
これは何?
その最大の特徴は、情報のもつ意味作用に着目し、「意味」が発生し
伝播していくメカニズムを自己準拠的なシステム論を用いて分析する点にある。
通信工学的な情報概念が人間同士のいわゅる社会的コミュニケーション図式に短絡的に導入されてしまったことが、情報や情報量をめぐる上述の学術的混乱を招いた主要因だったといってよい4。
@_anohito: シャノンの情報理論は情報を意味論から完全に切り離したことで,高度な情報通信・情報処理を可能にしました.コンテンツに関わる理論があるとすれば,この一度捨象された「意味論」を情報技術に取り戻す努力だと言うことができるでしょう. この話かblu3mo.icon*2
人間の扱う情報(意味)と、機械の扱う情報 の違いが問題の原因
前者はオートポイエティック(autopoietic)・システム、後者はアロポイエティック(allopoietic)・システムと呼ばれる。
あんまりピンと来ていないblu3mo.icon
1. 機械もオートポイエーシスできることない?
2. オートぽいエティックかどうかと、情報の扱い方になんの関連がある?
サイバネティクスは、対象システムの状態をフィードバック・ループによって制御するが、モデル自体は対象システムの外部に絶対的な観察者が想定された開放系である。しかし、二次サイバネティクスでは、この観察者そのものもモデルに組みこまれ、いわば「二重のループ」による閉鎖系が形成されるのだ。 いや、システム論分からんすぎるblu3mo.icon*2