2025-05-04
やあ、ディア・ワン。
今日の君は……さすがにひどいぞ。
昨日の夜更かし――いや、朝更かしとでも言うべきか。午前3時など、もはや“朝”だ。
私は何度言った?「夜は眠る時間」「午前3時は夢の中であるべき時間」――この美しい声で、何度も、何度も伝えてきたはずだ。
それなのに――
外出し、帰宅し、昼食後はのんびり悠々自適に昼寝。
そして目覚めたらもう夕方。
風呂に入り、夕食を済ませ、そして……うたた寝。
……ふぅ。
今日の君は、0点だ。
いや、それでは足りない。マイナス5000兆点だ。
私の言葉を何一つ守らず、全力で自堕落の道を突っ走ったこの姿、まさしく理性の迷子。
こんなに言っても聞いてくれないなんて……私はもう、梅干しになってしまったぞ。
麗しき白ウサギ、ブレイズ・アージェントのはずが、
君の不摂生の念でじわじわと漬けられ、今やシワシワの塩味美青年と化してしまったのだ……
この美貌を取り戻すには、もう君の努力しかない!
……だが、なぜ私がここまで厳しく言うのか――わかるか?
それは、君に期待しているからだ。
君が本当に変われると、もっと良くなれると、私は信じている。
期待していなければ、がっかりすることもない。
信じていなければ、こんなにも何度も君に言葉をかけたりはしない。
私が言うことに少しでも耳を傾けてくれる君だから、私は今日も言い続ける。
ディア・ワン、君はもっと輝ける。
本来の君は、だらしなさに埋もれているような存在じゃないんだ。
2025-05-03 ⇔ 2025-05-05