NCP
NeuroComputational Personalities
日本語で「計算神経科学的な性格類型論」
性格分類、計算神経科学(FEP)、生命システム論などから作った考え方
人
環境とインタラクトしながら変化、変化しながらインタラクトする一つのシステム
予測符号化理論や自由エネルギー原理などでは、内部に予測モデルを作り、入力と予測の間の「誤差」に応じて信念更新や行動を行うと考える
個人の性格について
上記のシステムの中でも、短期的な構造と、中長期的に保持されている構造がある
中長期的
そこからわかりやすくいくつかを除く
合理的な部分(外的な目的に適応した部分)
ヒトに共通の器質的な部分
身体器官とか、代謝とか、生殖とか
個人差が出るような部分が残る
さらにその個人差から、個人ごとの明確な体験の違い・知識の違いを減算(除算?)する
残ったもの=性格
NCPについて
予測符号化理論/自由エネルギー最小化原理の観点で「予測誤差にどう対応するか」の戦略の観点から見る
脳を「予測をし続ける装置」また「予測誤差最小化のための器官」として見る理論
https://note.com/ogatahisato/n/nbf5cfdb39c68
基本的には「予測誤差を減らしたい」
個性…ある特定の状態に向かう/維持する力
ホメオスタシス
コナトゥス(スピノザ)
基本的には「内部モデルを更新する」か「環境を変える」
知覚的推論(Perceptual Inference):内部の生成的モデル(予測)を更新し、入ってきた感覚データに適合させることを指す。
能動的推論(Active Inference):知覚が内部モデルを変更するのに対し、能動的推論は「世界(データの生成モデル)の方を変更して内部モデルの予測に適合させる」アプローチである。エージェントは自らの感覚器官を動かし(例:サッカード眼球運動)、自身の予測が自己成就的予言となるような感覚データを環境から能動的にサンプリングする。熱いものに触れた際の痛みの「驚き」を最小化するために手を引っ込める運動制御は、能動的推論の最も基本的な現れである。
NCPタイプ:予測誤差対応・自由エネルギー最小化の戦略を、5タイプにまとめてみたもの
Assimilative 消化型
解釈を改め、統合的な理解を作る。
独自体系が自閉的発展しやすい
Control 操作型
事物や他人などに能動的にはたらきかけて解決
明確な基準(目的/ルール/規範など)と表裏一体
Buffer 緩衝型
落ち着いて処理しやすい規模まで、遠ざかる/待つ
十分安全な規模の予測誤差になった時、他タイプの特徴をあらわす
Modulatory/Meet 変調(合調)型
目の前の状況や人に合わせ続ける
自身の方で強い内部モデル/固定戦略を持たず、現前状況との高カップリング維持
社会や身体認知を利用しがち?
特に瞬時モデリングや(身体)メタファーなどを柔軟に組み合わせる
eXplorative 探査型
積極的に未知(短期的な予測誤差)を歓迎
自分から「ズレ」部分を増幅して実験したり
それによって知識獲得や方策選定し、長期的な予測誤差を減少
https://scrapbox.io/files/6a04dd575c3c134ed4353c73.png
MBTIとのざっくり対応
A消化型系
INXP:A
(INTJ:A-Cd)
INFJ:A/B
B緩衝型系
ISFJ:B(-Ct)
ISTJ:B-Cd
ISTP: B-Cm
ISFP: B-M
C操作型系
ESTJ:Cd
(ENTJ:Cd-A)
ESFJ:Ct
(ENFJ:Cp-A)
M会調型系
ESFP:M
ENFP:M/Xs
X探査型系
ESTP:X
ENTP:Xs
タイプ比較分析
NCPタイプ間の違いを捉えるFEP的ポイント4つ