スチームパンク
内燃機関や電気電子分野の工学が存在せず、蒸気機関が幅をきかす世界設定の物語ジャンル。19世紀から20世紀初頭の文化やファッションをベースに機械式腕時計のような細かい可動部品(典型的には歯車か)モチーフがふんだんに取り入れられる。
スチームワールド ディグシリーズは蒸気機関で動くロボットが西部劇風の舞台で鉱山を掘り進める物語で、ロボットが栄える前には人類が内燃機関や電気電子機器を使っていたようなことが示唆される。残存人類は電気電子技術は完全に失っており、ベクトロンと呼ばれるデジタルおばけみたいな存在がそれを司っている(蒸気機関ロボット・残存人類と三つ巴になる)。 「もしも〇〇がなかったら(代わりに△△が流行っていたら)」系ジャンルが『☆☆パンク』として派生している。『〇〇パンク』『△△パンク』のどちらのケースもありえる感じ。
携帯電話がない世界設定はさしずめ圏外パンクだと思う。